ロットワイラー

2019-08-16

ロットワイラーはどんなワンちゃん?

ロットワイラー(Rottweiler)は、ドイツのロットワイル地方原産の犬種です。「ロッティー」という愛称で親しまれています。ドーベルマンの作出に使われた犬種としても知られています。

ロットワイラーの歴史は?

ロットワイラーの祖先は、古代ローマ軍に同行した犬種だと考えられています。その時代には食用の牛を遠征に連れて行く必要があったため、牛の誘導をする犬が求められました。そして夜間は番犬として重宝されていました。

ローマ軍の一部はドイツに定着することになり、連れられていた犬もこの土地で発展していくことになります。

この地方は後に「ロット・ワイル」地方と呼ばれるようになり、ロットワイラーという犬種名の由来となりました。

ロットワイラーは、牧牛犬として牛を市場まで追い立てる仕事で活躍し、家畜業者や肉屋にとって欠かせない存在となりました。

しかし19世紀末になると、ドイツでは犬による家畜の移送が禁止されロットワイラーの仕事は鉄道や車両に取って代わられることとなります。

その結果、頭数は激減し犬種存亡の危機に瀕しました。

それでも、ガードドッグとしても優れていたことから、お金や家を泥棒から守る警備犬や、軍用犬、警察犬として生き残ることができました。ロットワイラーの首に現金の入った袋を下げておくことで現金を守る人もいて、「生きた金庫」として活躍しました。

現在、ロットワイラーは世界的な人気犬種で、ガードドッグ、ペット、ショードッグとして多く飼育されています。日本でも人気があり、国内でもブリーディングが行われています。

ロットワイラーの特徴は?

ロットワイラーはがっしりとした筋肉質で骨太な体格をもち、首が太くたくましいのが特徴です。

マズルは太くアゴの力は強靭です。耳は垂れ耳で、尾は飾り毛の少ない先細りの垂れ尾ですが、短く断尾することもあります。 

被毛はスムースコートで、毛色はブラック・アンド・タンです。性格は大胆で勇敢、警戒心が強いです。

ロットワイラーは見た目は重厚ですが、家庭犬として飼うこともでき、番犬としてはとても頼りになる犬種です。家族に対しては危険な犬種ではないものの、事故を防ぐためにしっかりとしつけを行う必要があります。

運動は不可欠ですが、必要な運動量は大型犬種としてはあまり多くありません。やや長めの散歩やジョギングをさせ、安全な場所で自由に走らせたり、服従訓練をさせたりするとよいでしょう。

かかりやすい病気は大型犬でありがちな股関節形成不全です。

体重が重いため、寝床には柔らかいクッションなどを用意し床ずれしないようにしましょう。