レッドボーン・クーンハウンド

レッドボーン・クーンハウンド(Redbone Coonhound)は、アメリカ合衆国原産のツリーイング・ドッグ犬種です。

ツリーイング・ドッグとは、木の上に追いつめて獲物を狩る猟で用いられる犬種を指し、主にアメリカ合衆国、カナダ、メキシコで活躍しています。イギリス原産のセントハウンド(嗅覚猟犬)が祖先ですが、北米の動物は追い詰められると木に登ってしまうことが多く、ツリーイング・ドッグは木の上に追いつめられた獲物に向かって大きな吠え声で吠え続けられるように改良されています。

レッドボーン・クーンハウンドは、1920年代に作出されたサドルバック・クーンハウンドという犬種がもとになっています。サドルバック・クーンハウンドは、「サドル」と呼ばれる背中のマーキングがあり、サドルを消す改良の末、誕生した赤毛の単色の犬種がレッドボーン・クーンハウンドです。

主にアライグマやピューマ、アメリカクロクマのツリーイング猟をするのに使われます。パック(集団)で獲物のにおいを追跡し、発見すると吠えながら追いかけて木の上に追い詰めます。主人が駆けつけ、獲物を振り落とすか猟銃で撃ち落とし、最後に犬が獲物を仕留めます。

現在は、クーンハウンドのなかでは人気が高く、アメリカだけでなくカナダやメキシコでも飼育されています。日本でも一部の猟師に人気があり、輸入されて猟犬として使われています。ほぼ全ての犬が実猟犬として使われ、ペットとしてはあまり飼われていません。

レッドボーン・クーンハウンドは、筋肉質の体つきをしていて、脚が長いです。頭部は少し大きめで少しデューラップ(のど下のたるみ)があります。耳は長めの垂れ耳で、尾は垂れ尾です。

被毛はスムースコートで、毛色はレッドの単色です。クーンハウンドの中で毛色が単色なのはレッドボーン・クーンハウンドだけです。

性格は忠実で勇敢、狩猟本能が高いです。

レッドボーン・クーンハウンドは、一般家庭での飼育はやや難しい犬種です。吠え声が大きく、スタミナがあるので猟犬としては優れています。

運動量が非常に多いですが、運動のし過ぎにより関節疾患を起こすことがあります。

殺処分ゼロを考えて!!