レークランド・テリア

レークランド・テリア(Lakeland Terrier)は、イギリス原産のテリア犬種です。

イギリスのレークランドと呼ばれる地方の農家で飼われていたレークランド・テリアは、農場を荒らすキツネを狩るために作出されました。そこは山岳地帯なので、岩場に入り込めるよう肩幅がせまく顎が強く、遠い猟場で仕事をするためのスタミナのある犬が求められました。

そこでオールド・イングリッシュ・ブラック・アンド・タン・テリアやベドリントン・テリアなどが交配されて誕生したのがレークランド・テリアだといわれています。

レークランド・テリアは最古のテリア犬種の一つで、獲物を追って岩だらけの荒れ地を1日中走り続ける事ができ、岩穴に深く潜ることが得意でした。

1921年に犬種クラブが結成され、レークランド・テリアと呼ばれるようになりました。その後、作業犬としてだけではなくショードッグとしても活躍するようになります。

現在も実用犬やショードッグとして飼育されていますが、ペットとして飼われているものは少ないです。

レークランド・テリアは小型ながら、作業犬らしい頑丈な体格をしています。脚は長く、ごつごつした岩だらけの土地を猛スピードで走り抜けることができるように、強くがっしりとしています。

また細い道を通り抜けられるよう、肩幅が細くなっています。

被毛はワイヤーコートです。二層構造で、柔らかい下毛と硬く粗い上毛からなっています。口や脚の周りには長い飾り毛があります。毛色はブラック&タン、ブルー&タン、レッド、ウィートン、レッド・グリズル、レバー、ブルー、ブラックがあります。

性格は陽気で、恐れを知らず、勇敢かつ友好的です。

レークランド・テリアはいつも動き回っているような、活動的な犬種です。しっかりと運動をすれば、家の中では落ち着いてくれるでしょう。家庭犬として飼育できる犬種ですが、他の犬やペットに対して時々攻撃的になることがあります。見知らぬ人にも距離を置いて接します。

必要な運動量は、散歩や室内で活動的なゲームなどをさせればまかなうことができます。屋外で自由に走ったり、獲物を追いかけたりするような運動も好むので、取り入れてあげるとよいでしょう。

室内で飼育することが多いようですが、日中は外で過ごさせてもよいでしょう。

被毛のお手入れは、週に1~2回程度のコーミングと、年に4回ほどのむだ毛取りが必要です。家庭犬として飼う場合ははさみやバリカンなどで刈ってあげてもよいですが、ショーに参加させるのであれば、手で丁寧にむだ毛を取り除きましょう。