ランカシャー・ヒーラー

2019-08-15

ランカシャー・ヒーラーはどんなワンちゃん?

ランカシャー・ヒーラー(Lancashire Heeler)は、イギリスのウェールズのランカシャー地方原産の牧牛犬種です。「オームスク・ヒーラー」とも呼ばれています。

ランカシャー・ヒーラーの歴史は?

ランカシャー・ヒーラーは、16世紀の前半に誕生した古い犬種です。優秀な牧牛犬を目指し、ウェルシュ・コーギーやウェルシュ・ブラック・アンド・タン・シープドッグなどを交配して作出されました。

主に牛を誘導する牧牛犬として活躍しました。吠えて牛を追い回すだけでなく、言うことを聞かない牛のかかとを軽く噛んで驚かせて従わせるといったヒーラー犬種の特有の技術も使うことができました。

また、ネズミ狩りも得意で、牧場の衛生管理にも役立っていました。

しかし2度の世界大戦によって頭数を大きく減らし、絶滅の危機に陥ってしまいました。戦後1960年代に、犬種を復活させるための作業がはじまり、その後どうにか復活に成功したといわれています。

1981年にはイギリスのザ・ケネルクラブに公認犬種として登録され、ペットやショードッグとしても飼育されるようになりました。しかし、原産地ウェールズ以外ではイギリス国内でも珍しく、ほかの国外であまり知られていない犬種となっています。

ランカシャー・ヒーラーの特徴は?

ランカシャー・ヒーラーは、コーギーとマンチェスター・テリアの間をとったような容姿をしています。マズルは長く、胴長短足です。胸は広く、首は太く短いです。耳は正面を向いた立ち耳で、尾は飾り毛のあるサーベル形の垂れ尾です。

被毛はスムースコートで、毛色はブラック・アンド・タンです。

性格は明るく活発で、少し警戒心が強いです。

ランカシャー・ヒーラーは、他の犬や子供と遊ぶことや、人や物を追いかけたり、走り回ることが大好きです。人懐こく家庭犬にも向いています。

運動量は小型犬としては多めで、ヒーラー種のためストレスがたまると人のかかとに噛み付くこともあります。

かかりやすい病気は椎間板ヘルニアで、抱き方が正しくない場合によく起こる病気です。片手で胸を、もう片方の手で腰を抱えて持つようにしましょう。

肥満になりやすい体質なので、食事の量や栄養バランスの管理に注意が必要です。肥満になると関節に負担がかかります。