ミニチュア・ピンシャー

2019-08-13

ミニチュア・ピンシャーはどんなワンちゃん?

ミニチュア・ピンシャー(Miniature Pinscher)は、ドイツ原産の愛玩犬種です。ドイツではレイ・ピンシェルやツベルク・ピンシェルと呼ばれています。

ミニチュア・ピンシャーは、ドーベルマン(Doberman)と似ているためドーベルマンのミニチュア犬と思われる事も多いですが、実はミニチュア・ピンシャーの方が古い犬種です。

ミニチュア・ピンシャーの歴史は?

ミニチュア・ピンシャーは200~300年前にドイツで、害獣駆除犬として飼育されていた中型のヘル・ピンシェルという犬種を小型に改良することで誕生しました。ヘル・ピンシェルはドーベルマンの祖先犬でもあります。

19世紀に入るとさらに小型化が進み、改良の過程でミニチュア・シュナウザー(Miniature Schnauzer)やトイ・マンチェスター・テリア(Toy Manchester Terrier)の血も加えられました。

1895年ドイツのケネルクラブにより公認され、1925年に現在の犬種名がつけられました。

1920年以降、アメリカで人気が急上昇し、アメリカから日本などに輸出されました。

ミニチュア・ピンシャーは見知らぬ人に対する警戒心がとても強いため、アメリカでは家の番犬として飼われるほか、車の盗難防止のために車に乗せられることもありました。

ドイツではゆるぎない人気を獲得していたミニチュア・ピンシャーですが、戦争の時代を経ると、急激に頭数が減ってしまいました。戦後はアメリカで発展し、「トイ・グループの王者」といわれるほどの人気犬種となりました。

現在もアメリカでは最も人気のある愛玩犬種のなっていて、日本でも「ミニピン」という愛称で親しまれています。

ミニチュア・ピンシャーの特徴は?

ミニチュア・ピンシャーは、小型犬種でありながら均整のとれた体格をしています。輝く瞳と俊敏な動作は小鹿を連想させ、前肢を高く上げて歩きます。

被毛はなめらかな短毛で、毛色はブラック・アンド・タンやブラウンなどです。

害獣を駆除するために使われていた犬の血を引くため、愛玩犬に分類されてはいますが大胆で気性が荒いです。

ペットとして人気のある犬種ですが、防衛本能が強く攻撃的な面もあるため、番犬として優れているものの家族以外の人や動物と対面するときには注意が必要です。

運動量は小型犬種のなかでは多く、毎日の運動が欠かせません。あまり遠出をしなくても大丈夫ですが、1日に数回は室内や庭などで運動させてあげましょう。外で走り回ったり飛び跳ねたりすることを好みますが、寒いところは苦手なので、屋外での飼育はおすすめできません。

もともと清潔な犬種なので、飼育環境を汚す事は少ないです。

被毛の手入れもほとんど必要なく、時々ブラッシングする程度で十分です。