ミニチュア・シュナウザー

2019-08-13

ミニチュア・シュナウザーはどんなワンちゃん?

ミニチュア・シュナウザー(Miniature Schnauzer)は、ドイツのババリア地方原産の犬種です。ドイツではツベルグシュナウツァーと呼ばれています。犬種名の「シュナウザー(Schnauzer)」は、ドイツ語で『口ひげ』を指す「シュナウツ」からきています。

ミニチュア・シュナウザーの歴史は?

ミニチュア・シュナウザーは、シュナウザーと名のつく3犬種のなかで最も新しく、牧羊犬として古い歴史を持つスタンダード・シュナウザーと、アッフェン・ピンシャー、ミニチュア・ピンシャーをかけ合わせて作出された犬種です。

通常、犬種の小型化は小型の個体を繁殖に使うことによって行われますが、ミニチュア・シュナウザーの場合は、外見の似た小型犬種のアッフェン・ピンシャーと異種交配を行い、その後選択繁殖によって小型化しました。

ミニチュア・シュナウザーはもともと農場に出没するネズミを捕るための犬で、農場の番犬としても活躍しました。

現在は、世界的に人気が高く、日本でも人気上昇中です。ドイツよりもアメリカで多く飼育され、日本にも昭和30年代にアメリカから伝わりました。ペットやショードッグとして幅広く活躍しています。

小型ながら筋肉が良く発達し、体力があります。1頭でもかなり広い範囲の農地の見張りができたといわれるほどです。機敏に動き、ネズミ捕りを得意とします。耳は垂れていますが断耳して立耳にする事があり、尾は出生直後に断尾されます。髭や眉毛は追いつめたネズミの反撃から顔を守るために役立ちます。

ミニチュア・シュナウザーの特徴は?

ミニチュア・シュナウザーの被毛は密集した下毛と、硬くてワイヤーのような上毛の二層構造になっています。毛色はソルト・アンド・ペッパー、ブラック、ブラック・アンド・シルバーです。仔犬の毛色は成犬よりもかなり濃いです。

性格は忠誠心があり、注意深く、勇気もあります。

ミニチュア・シュナウザーは、遊び好きで好奇心が強く、警戒心がありながらも愛情深く、理想的な家庭犬だといわれています。マナーがよいといわれ、いろいろなことに参加することを好みます。小型の動物などを追いかけることを好みますが、動物との相性はよいでしょう。頑固な一面も持っていますが、聡明で従順です。子供との相性もよいでしょう。たまに吠え癖を持った犬もいます。

活発な犬種ですが、運動としては散歩をしたり、庭で遊ばせてあげれば十分です。温暖な気候の地方なら屋外での環境に堪えられる体をしていますが、室内で家族のそばで過ごさせるのが理想的です。

被毛は週に1~2回のコーミングと2~3カ月に一度のトリミングやクリッピング(バリカンで毛を刈ること)を行ってください。正式にはプラッキング(引き抜く)をします。

ミニチュア・シュナウザーは網膜萎縮症、若年性白内障など遺伝的な眼科疾患を発症する可能性が高い事でも知られています。