ボロニーズ

2019-08-13

ボロニーズはどんなワンちゃん?

ボロニーズ(Bolognese)は、イタリアのボローニャ地方原産の愛玩犬種です。

ボロニーズの歴史は?

ボロニーズは少なくとも11世紀ごろには犬種として存在していた古い犬種です。ビション・フリーゼ、ハバニーズ、マルチーズなどのビション系の犬種と血統的なかかわりを持っているといわれています。

古くから貴族の抱き犬として、原産地で高い人気を博してい非常に大切に扱われ、宝石や純金が使われた首輪や食器が用意され、食事は上質な牛フィレ肉を与えられていたと伝えられています。

原産地以外にも知られるようになると、ヨーロッパの著名な貴族にも愛されることになりました。ルイ16世やスペインのフィリップ2世、ロシアの女帝エカチェリーナ、オーストリアのマリア・テレジアなどの寵愛を受けました。貴族に広く愛された理由は毛並みが良く容姿が整っているという点だけでなく、身のこなしが上品で性格も温和で人懐こいという点もあったといわれている。

2度の世界大戦の際には、貴族たちによって犬たちが戦地から疎開され、ほぼ難なく生き残ることができました。戦後は貴族だけでなく一般市民のペットやショードッグとして多くの国で飼育されるようになりました。

日本でも飼育されており、ビション・フリーゼやトイプードルのような知名度はないものの、愛好家によりブリーディングが行われています。

ボロニーズの特徴は?

ボロニーズは、縮れ気味でふわふわとしたボリュームのあるシャギーコート(むく毛)が特徴的な犬種です。この毛は抜けにくくて臭いが少なく、低アレルゲンであるため、犬アレルギーを持つ人でも飼育することができるといわれています。また、水をよくはじきます。毛色はピュア・ホワイト(純白)が多いです。

被毛に覆われて見えませんが、脚や体は細くて華奢です。マズルは細く短めで、鼻と円らな目は黒々としています。耳は垂れ耳で、尾は巻き尾で、尾には豊かな飾り毛があります。

性格は基本的には温厚で、人懐こいです。

飼い主家族にはよく甘え、なつきます。他の犬や子供に対しても仲良く接することができます。ただし、臆病なところもあり自分より体が大きい犬は苦手な傾向があります。犬によって差はありますが運動量は小型犬種の中では多めです。

毛色が純白であるため、日ごろの被毛のお手入れを怠ると汚れなどが目立ちます。特に、目の周りは涙焼けで茶色くなりやすいので注意が必要です。

もとから長命の犬種のひとつで、無去勢・避妊の犬であっても13~15年は生きることができます。中には21年も生きたボロニーズも存在します。

かかりやすい病気は被毛が目に入って起こる眼疾患や、停留睾丸などです。