ポメラニアン

2019-08-13

ポメラニアンはどんなワンちゃん?

ポメラニアン(Pomeranian)は、ドイツとポーランドにまたがるポメラニア地方原産のスピッツ犬種です。

ポメラニアンの歴史は?

ポメラニア地方周辺では、少なくとも15世紀頃からさまざまなスピッツタイプの犬種(ジャーマン・スピッツ)が発展し、飼育されていました。

ポメラニアンは、ジャーマン・スピッツの中の、後に最も小型に改良されたものです。ドイツでは現在でもポメラニアンを「ツヴェルク・スピッツ(小型スピッツ)」と呼んでいます。

1888年、イギリスのビクトリア女王にポメラニアンが贈られました。当時のポメラニアンは現在のものほど小型ではなく、より小型のものが人気となっていきます。小さなポメラニアンが婦人向けの愛玩犬として脚光をあびる事になったのです。

ポメラニアンの特徴は?

ポメラニアンは、小ささとならんで被毛の質と毛色も重視されました。ホワイト一色が主流でしたがこの頃には、クリーム、セーブル、オレンジが作出されました。新色が出るごとに貴婦人たちが競って入手しようとし、高値で取引されたといわれています。

このように、ポメラニアンが現在のサイズやタイプに定着したのはここ100年の事であり、20世紀に入って世界的な流行犬となったのです。

日本では高度成長期にペットブームがおこり、ポメラニアンはマルチーズ、ヨークシャーテリアと共に「愛玩犬の御三家」と称され急速に普及しました。ブームの追い風を受けて無秩序な繁殖が行われ、骨格の虚弱な犬や、健康に問題のある犬が市場に出回りました。

現在も世界中で人気のある犬種で、大都市部で高い人気を誇っています。

ポメラニアンはスピッツ犬種で、小さいながらも丈夫です。胴が短く、長い飾り毛のついた巻尾を背中に背負っています。

被毛は密生した二重構造です。上毛は長く粗い直毛で、下毛は柔らかい毛です。毛色は豊富ですが、オレンジ、ブラック、クリーム、ホワイトなどが多いです。

性格は活発で好奇心旺盛、遊び好きです。

ポメラニアンは家族と遊ぶことが好きですが、見知らぬ人には少し神経質になることがあります。他の犬にはやや攻撃的になる場合もあり、なかには吠え癖を持つ犬もいます。

毎日運動させることが必要ですが、短めの散歩や室内で遊ぶだけでも必要な運動量をまかなうことができます。

豊富な被毛をもちますが、室内で飼う方がよいでしょう。被毛は密生しており特に換毛期には抜け毛が多いため、毎日ブラッシングすることが望ましいです。