北海道犬

2019-08-13

北海道犬はどんなワンちゃん?

北海道犬(ほっかいどういぬ、ほっかいどうけん)は、北海道原産の犬種です。北海道の先住民族であるアイヌ民族が飼育してきた日本犬種で、アイヌ犬とも呼ばれています。

北海道犬の歴史は?

北海道犬の先祖犬は、約1万6千年も前の縄文時代初期に、本州から北海道に渡ったマタギ犬と呼ばれる猟犬だと考えられています。その後、ほかの犬種との混血も少なく、独自に発展していったため、かなり古い時代の血統が濃く今に受け継がれています。

北海道犬は、ヒグマやエゾシカを狩るための猟犬として使われていました。家ごとに「セタ」と呼ばれて飼育され、主人が猟に出かける際にはお供をし、猟を手伝い、主人を守る役割を果たしていました。

昭和の始め(20世紀始め)頃、北海道犬が本州の商人の目にとまり、本州に連れて行くようになりました。この後、犬種を保護する活動が始まり、アイヌ犬保存会が設立されました。

昭和12年(1937年)に文部省によって天然記念物に指定されました。

現在は、日本の多くの家庭で家族として迎えられています。また、企業のマスコットとしても起用され、ソフトバンクモバイルのCMでは「お父さん犬」として親しまれています。柴犬や秋田犬ほど有名ではないですが、海外でも飼育されています。

北海道犬の特徴は?

北海道犬は、素朴でたくましい犬種です。日本犬の特徴をもち、耳は三角形の小さな立ち耳で、尾は背負うように上に巻いた巻き尾か、半円状の差し尾です。

被毛は硬く長い毛と柔らかく短い毛の二重構造で、寒さに強くなっています。毛色は赤、白、黒、虎、胡麻、狼灰のいずれかです。

性格も日本犬らしく飼い主に忠実で従順です。また勇敢で怖いもの知らずな猟犬の気質も持ち合わせています。

北海道犬は熊にも立ち向かう猟犬種ですが、家では温厚です。また飼い主には従順なので、ペットとして飼育することもできます。

もともと屋外で放し飼いされており、粗食にも耐えることができ、食料が無いときは自分で野山に行って獲物を捕って食べることもありました。このため比較的飼育しやすいといわれています。それでも毎日運動させ、お手入れしてスキンシップを図ることが大切です。

運動は毎日、30~50分ほどの引き運動をさせます。

お手入れは毎日ブラッシングをして、抜け毛を取り除いてあげましょう。