ボイキン・スパニエル

2019-08-12

ボイキン・スパニエルはどんなワンちゃん?

ボイキン・スパニエル(Boykin Spaniel)は、アメリカ合衆国のサウスカロライナ州原産のスパニエル犬種です。サウスカロライナ州の州犬として指定されています。

ボイキン・スパニエルの歴史は?

ボイキン・スパニエルは20世紀の始めに誕生した犬種です。

ある日、サウスカロライナ州のある教会で、毛色がブラウンのスパニエルタイプのオス犬が、瀕死の状態で見つかりました。教会の関係者の看病により回復したその犬は、素晴らしい狩猟能力で周囲を驚かせるようになりました。そこで新犬種の基礎犬に使われることになり、誕生したのがボイキン・スパニエルです。

その基礎犬とアメリカン・ウォーター・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル、チェサピーク・ベイ・レトリーバーなどを交配させ、その子孫と基礎犬をもう一度戻し交配させることによって作出されました。

主に野生の七面鳥を狩るために使われました。嗅覚で獲物を捜索し、発見すると主人の合図でフラッシング(追い出し)を行います。訓練により、撃たれた七面鳥を回収するレトリーバーとしても働くことができます。

現在も、サウスカロライナ州以外ではあまり飼育されていません。ほとんどがペットや実猟犬として飼育されていて、ショードッグとして飼われているものは稀です。

ボイキン・スパニエルの特徴は?

ボイキン・スパニエルはややがっしりした体格で、脚は短めです。頭部はやや大きめです。

口角が上がっています。耳は垂れ耳で、尾は垂れ尾です。耳と尾にはウエーブがかった飾り毛があります。尾は、激しく降って七面鳥を警戒させてしまわないよう短めに断尾します。

被毛はウエーブがかったロングコートで、毛色はレバーです。

性格は明るく活発で人懐こいですが、繊細な面もあります。

ボイキン・スパニエルは友好的で、子供や他の犬とも仲良くすることができます。

繊細なところがあるため、叱るよりほめてしつける必要があります。

運動量は普通です。何かを追いかけたり、取ってこさせたりするような運動をとり入れるとよいでしょう。