ベドリントン・テリア

2019-08-12

ベドリントン・テリアはどんなワンちゃん?

ベドリントン・テリア(Bedlington Terrier)は、イギリス原産のテリア犬種です。犬種名は原産地イングランド北西部のノーサンバーランド州にある炭鉱の町ベドリントンからきています。

ベドリントン・テリアの歴史は?

ベドリントン・テリアの起源は明確にはなっていませんが、スコットランドのボーダー州郊外のロスベリーの森に住みついていたジプシー(移住型民族)が飼っていたロスベリー・テリアという猟犬種が先祖犬であるといわれています。ロスベリー・テリアはジプシーのよって改良されていきました。

そのうちロスベリー・テリアは、イギリス東北部ノーサンバーランド州で、カワウソ、イタチ、狐狩りに使われるようになりました。炭坑労働者のペットとして人気があり、炭坑の穴熊や鼠の駆除でも活躍していました。一時期は、闘犬種としても使われていました。

1871年、ベドリントンで開かれた展覧会からベドリントン・テリアと呼ばれるようになりました。

その後も改良が続けられ、オッター・ハウンド、ダンディ・ディンモント・テリアなどが交配されたといわれています。

当時のベドリントン・テリアは脚が短くなっていましたが、後にウィペットと交配され、次第に足が長くなりました。

ショーで賞賛を得るためにトリミングが複雑になると、それが原因でショードッグとしての人気に陰りがさすようになりました。その後、簡単にできる手入れが大衆に普及することで、人気は復活していきます。

現在も世界中で飼育されています。

ベドリントン・テリアの特徴は?

ベドリントン・テリアはくさび形の頭部が特徴的です。ウィペットの特徴を残しており、後脚はたくましくギャロップが得意でグレーハウンドのようにかなりのスピードで疾走する事ができます。

一般的な猟犬とは前脚の構造が異なり、左右の前脚の間隔が肘よりも足の部分が狭いために、高速で獲物を追いかける際にも体の向きを急に変えることができます。

つけ根の低い、長い垂耳も特徴といえます。

被毛は抜け替わることがなく、綿のように縮れ、子羊の毛に例えられます。冠毛が頭部に高く生えているのも特徴的で、独特のトリミングスタイルも考え出されています。

毛色はブルーとレバーが多く、大人になるにつれてだんだん色が薄くなっていきます。

性格は感受性と勇気に満ち、くつろいでいる時は従順そうに見えますが、ひとたび刺激を受けると構えるような、激しい気質を持ちます。いわゆるテリア気質をそなえています。

主人には従順で扱いやすい犬種ですが、他の犬に対しては闘争心が強いです。

ベドリントン・テリアには、毎日運動をさせることが必要です。この犬種は走ったり、何かを追いかけたりすることが大好きなので、かなり長めの散歩や、活発に跳ね回ったりする運動を取り入れたほうがよいでしょう。

また、屋外での飼育はあまりおすすめできません。

被毛は、1週間に1~2回程度コーミングし、1カ月おきぐらいにはハサミでむだ毛を刈り込んであげましょう。刈り取った毛は、被毛にくっつきやすいので注意しましょう。