フレンチ・ブルドッグ

フレンチ・ブルドッグ(French Bulldog)は、フランス原産の犬種です。

フレンチ・ブルドッグの生い立ちについては諸説ありますが、19世紀頃、イギリスのブルドッグを元にパグやテリアと交配させることで誕生したという説が定着しています。

19世紀のイギリスでは、闘犬用のブルドッグが人気を博していました。その中に生まれた小型のブルドッグが、1860年頃、大勢の織物(レース)職人とともにイギリスからフランスに移住し、その後フレンチ・ブルドッグに発展していったとされています。

当時のイギリスでは小型で温和、そして立ち耳のブルドッグは不評でした。しかし、フランスの人々は魅力を感じたようです。

フレンチ・ブルドッグは、20世紀の中頃までは庶民の愛玩犬やネズミ捕り用の犬として広まっていましたが、やがて上流階級の貴婦人達の間で人気を博します。

アメリカにも輸出され、1913年にはアメリカで人気ナンバーワンのショードッグとなり、上流社会で人気が急上昇しました。

日本にも大正時代に紹介され、昭和初期には数多く飼育されていました。

その頃ほどの人気はなくなりましたが、現在でも世界的に人気のある犬種です。日本でも2000年代に入ってから人気が復活しています。

がっしりとした体つきの、極めて鼻が短い犬種です。最大の特徴はコウモリ耳で、バット・イアと呼ばれます。コウモリ耳以外のものは失格と定められているほどです。尾は短くなっています。

被毛はなめらかで短毛で、毛色はフォーン、ブリンドルなどがあります。

性格は利口で愛情深いです。頑固な一面もあります。

フレンチ・ブルドッグは、とても遊び好きで誰とでも仲よくなれます。

必要な運動量は少なく、リードを短く持ち、その犬の体力に合った適度な散歩をするだけで十分です。泳ぐことはできません。

暑さにはかなり弱く、湿気の多い夏場などにはしゃぎ過ぎると体調が悪くなってしまいます。

いびきをかいたり、ゼーゼー音を立てて息をしたり、よだれをたらしたりするのもフレンチ・ブルドッグの特徴です。

被毛は季節ごとに生え変わり、抜け毛が多いです。顔のしわの間は、常にきれいに拭いてあげるようにしましょう。