ブルマスティフ

2019-08-12

ブルマスティフはどんなワンちゃん?

ブルマスティフ(Bullmastiff)は、イギリスのイングランド原産のマスティフ犬種です。

ブルマスティフの歴史は?

ブルマスティフの名が歴史に登場するのは1860年以降であり、その頃から作出が始まったといわれています。

優秀な番犬を目指して作出され、侵入者を殺したり傷つけることなく地面に倒して威嚇を続けられる犬が求められました。

オールド・イングリッシュ・ブルドッグとイングリッシュ・マスティフを交配させ、両犬種の長所を受け継ぐ事に成功したといわれています。

ブルマスティフは、イングリッシュ・マスティフより小型でありながら、勇敢で体力があり、イギリスの貴族の大所有地や禁猟区を密猟者から守るための番犬として人気を集めました。無駄吠えをせず、ねばり強く侵入者を追跡する能力はオールド・イングリッシュ・ブルドッグから受け継ぎましたが、凶暴さは受け継がず混血によって緩和されました。

それでも中には当時盛んであった闘犬で歓迎された犬もいました。

理想の能力と気質を持ち、健康なブルマスティフの完成には約100年を要したと言われています。

現在は、実用犬からショードッグ、ペットとして世界的に人気があります。日本でもブリーディングが行われ、大型家庭犬としてジワジワと注目されるようになっています。

ブルマスティフの特徴は?

ブルマスティフは筋骨隆々のたくましい体格を持ち、力が強いです。しわが寄った部分は引っ張ると伸びて、噛まれたりしたときにダメージを軽減する役割を果たします。脚は長く太く丈夫で、体重があるもののある程度の距離は走ることができます。

首は大きな頭部を支えるために太く、マズルは短めで、アゴの力は強靭です。耳は垂れ耳で、尾は太い垂れ尾です。

被毛は硬いスムースコートで、毛色はフォーン、イザベラ、グレー、ブラック、ブリンドルなどの単色で、マズルや顔、耳に黒いマーキングが入ります。胸や腹などに小さなホワイトのマーイングが入ることもあります。

性格は主人に対して忠実です。大人しく温和ですが、主人や家族に危機が迫ったと感じると勇敢に立ち向かう勇気があります。そのためガードドッグとして優秀です。

ブルマスティフは勇敢ながら攻撃的ではないために、ペットとしても飼育でき、番犬としても頼りになります。仔犬のうちからしつけをしておくことで忍耐強く優しい犬に育ちます。

見知らぬ犬や人に対してはそっけない態度を取る場合もありますが、家族に対しては友好的で、子供がいる家庭でも多く飼育されています。

毎日の運動が不可欠ですが、それほど量をこなす必要はなく、徒歩での引き運動が主体です。激しい運動は必要なく、ある程度跳ね回ったりできる時間を確保してあげれば十分でしょう。

暑くて湿度の高い気候は苦手なので、基本的には家の中で過ごさせます。柔らかい寝床と、体を思いきり伸ばすことができる、ゆとりのあるスペースを確保してあげてください。

いびきが大きい場合があります。

かかりやすい病気は大型犬ではよく見られる股関節形成不全、目の周りのしわが眼球を圧迫して起こりやすい緑内障などです。