フラットコーテッド・レトリーバー

2019-08-12

フラットコーテッド・レトリーバーはどんなワンちゃん?

フラットコーテッド・レトリーバー(Flat-coated Retriever)は、イギリス原産のレトリーバー(回収)犬種です。

フラットコーテッド・レトリーバーの歴史は?

フラットコーテッド・レトリーバーは1900年頃、水を恐れないレトリーバーを目指して作出された犬種です。セッター犬種やニューファンドランド、コリー犬種やスパニエル犬種など、多くの犬種の血が加えられています。

北アメリカ、ニューファンドランド諸島では水泳を得意とするリトリーバー犬種がタラ漁に使用されていました。この犬種は、水の中に入り、魚や網を回収することができました。

このリトリバー犬種がイギリスに渡ると、19世紀の初頭にはヨーロッパの猟犬と混血が進められ、水を恐れない猟犬の作出が熱心に行われます。

これにより作出された多くの犬は、体形は類似していましたが、毛質が異なっていたためウェービーコーテッド、スムースコーテッド、フラットコーテッドなどと区別されました。

こうして固定されたのがフラットコーテッド・リトリーバーです。

主にウズラやキジ猟に用いられ、高い人気を誇っていましたが、ラブラドール・リトリーバーやゴールデン・リトリーバーの出現により人気が後退していきます。第2次大戦が終わるころには絶滅の危機に追い込まれました。

その後、フラットコーテッド・リトリーバーの作業能力を保存しようとする人々により繁殖活動が開始され、頭数を回復することに成功しました。

現在は、世界的に人気のある犬種となり、多くがペットとして飼育されています。日本でも人気の高い犬種です。

フラットコーテッド・レトリーバーの特徴は?

フラットコーテッド・レトリーバーはリトリーバー犬種の中では足が速く、セッター犬種のように獲物を探索する資質も残しています。

水中での回収作業が得意で、水辺猟における万能犬と言われているほどです。獲物を傷つける事なく運ぶ、ソフトマウスという技術も習得することができます。

被毛はやや長く、光沢があり厚くなっています。フラットで体に沿って生え、まっすぐかわずかにウェーブがかかっています。毛色はブラックかレバーの単色です。

性格は忠実で従順、知的、陽気です。

フラットコーテッド・レトリーバーはしつけの飲み込みもとても早く賢いです。家の中では比較的おとなしくしています。しかし、仔犬は3歳になるまでやんちゃなため初心者は手を焼く事もあります。

運動量は多く、活動的な犬種なので、毎日運動をさせます。楽しんでできる遊びや、狩りのようなことをさせたり泳がせたりすると喜んで運動し続けます。

家族との交流の中で飼われてきた犬種なので、普段は家の中で過ごさせてあげるのが理想的です。

被毛の手入れとしては、1週間に1回くらいの頻度でブラッシングをしてあげます。もしも必要であれば、たまにトリミングもしてあげるとよいでしょう。