プチ・バセー・グリフォン・バンデーン

2019-08-11

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンはどんなワンちゃん?

プチ・バセー・グリフォン・バンデーン(Petit Basset Griffon Vendeen)は、フランス原産の犬種です。「バセー」は「低い」、「グリフォン」は「粗く硬い毛」、「バンデーン」はフランスの地名を指します。

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンの歴史は?

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンの起源は16世紀の、大型で力強いグリフォン・バンデーンと呼ばれていた犬種までさかのぼります。

グリフォン・バンデーンは、フランス西海岸に位置するバンデーン地方で猟犬として使われていました。この地方の地形は、荒れ地、岩山など起伏が多く、グリフォン・バンデーンはこの環境に適した体形に進化していきます。そしてサイズによって異なった獲物の狩猟に用いられるようになっていきました。小型種はウサギや鳥類など小型の獲物の狩猟に用いられ、これが後のプチ・バセー・グリフォン・バンデーンとなります。

20世紀初頭にはプチ・バセー・グリフォン・バンデーンとグラン・バセット・グリフォン・バンデーンは同じ犬種として扱われ、単に大きさの違いだけで分類されていました。

1950年代になるとプチ・バセー・グリフォン・バンデーン独自の犬種標準が設けられ、1975年以降はこれらの交配は認められなくなりました。

1969年にフランスから海外に紹介されると、多くの注目を集め、近年日本でも知名度が上がっていきています。現在も、北米やフランス、ヨーロッパ諸国でウサギ猟犬として活躍しています。

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンの特徴は?

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンは引き締まった体を持ち、四肢は短く体長が長めです。この横長の体型は、深い藪のなかを突進していくことを可能にしています。一日中狩りができるほど活動的で、機敏に動きます。精神的にも肉体的にもタフです。

被毛は硬くざらざらとした粗毛で、顔も長い眉やひげに覆われ保護されています。毛色はブラック&ホワイト、ブラック&タン、ホワイト&オレンジ、ハウンド・カラー(ブラック、ホワイト、タンの3色)などがあります。

プチ・バセー・グリフォン・バンデーンは社交的で、誰に対しても愛想よく接します。遊び好きなので、子供たちや他の犬、または他の動物とも仲よくできます。ただ、少々頑固で独立心が強く、地面に穴を掘ったり、吠えたりする傾向もあります。

典型的な猟犬種なので、毎日の運動が不可欠です。リードをつけて散歩をさせたり、庭で走り回らせたりしましょう。

温暖な地域であれば、適切な寝床を用意し、外で飼育することもできますが、室内と屋外で過ごす時間のバランスをうまく配分してあげるのが理想的です。

被毛の手入れは、毎週ブラッシングをし、たまにもつれている毛をといてあげる程度で大丈夫です。トリミングの必要はありません。