ファラオ・ハウンド

2019-08-11

ファラオ・ハウンドはどんなワンちゃん?

ファラオ・ハウンド(Pharaoh Hound)は、マルタ共和国原産のサイトハウンド犬種です。ケルブ・タル・フェネックと呼ばれることもあります。

マルタ共和国の国犬となっています。

ファラオ・ハウンドの歴史は?

ファラオ・ハウンドの先祖犬種は、紀元前1000年頃にマルタ島へ持ち込まれたチズムというエジプト原産の超古代犬種です。

マルタ島という外部との交流を持ちにくい環境で長い間、純血を保ってきました。

島ではウサギを狩るための猟犬として数多く飼育されていました。

1930年代から1960年代にイギリスに輸入され、ファラオ・ハウンドと呼ばれるようになり、人気犬種となります。

現在もその人気は衰えず、世界中で愛されています。ショードッグ・ペットとして多く飼育されていますが、実猟犬としても多く飼育されています。

ファラオ・ハウンドは、筋肉質で引き締まった体を持ち、身体能力が高い犬種です。サイトハウンドなので、マズル・首・脚・胴・尾が長いです。耳はろうそくの炎のような形をしています。尾は先細りのサーベル形の垂れ尾です。

琥珀色に輝く目は特徴的で、先祖犬について書かれた古代エジプトの文献に「興奮するとこの犬の顔は輝く」とあり、現代のファラオ・ハウンドの特徴と一致するとされています。

ファラオ・ハウンドの特徴は?

被毛はスムースコートです。温暖な国で発展した犬種であるため、暑さには強いですが、寒さに弱いです。毛色はレッド系の単色や、それにホワイトのパッチが入ったものなどです。

性格は人懐こく、温和で従順です。

ファラオ・ハウンドは初対面の人や犬に対しては警戒心を示しますが、自分や家族に危害を与えることが無いと判断すると気をゆるします。子供にも寛容です。しかしウサギ猟に使われている犬種なので、小動物を見ると例えそれが主人の大切なペットでも狩猟本能に狩られるので見せないようにした方がいいでしょう。

しつけの飲み込みや状況判断力は良いですが、自立心旺盛なため根気よく教える必要があります。

運動量は多いですが、家庭犬として飼育するのによく適した犬種です。適度な散歩や、安全な場所で自由に走らせるような運動をとり入れるとよいでしょう。

暖かい天候の地域では屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒に眠ることを好むので、できれば室内飼いの方がよいでしょう。柔らかく暖かい寝床を用意してあげましょう。

被毛の手入れは、定期的にブラッシングをしてむだ毛を取り除いてあげるだけで大丈夫です。水に濡れても、犬独特のにおいを発しません。