ビション・フリーゼ

2019-08-11

ビション・フリーゼはどんなワンちゃん?

ビション・フリーゼ(Bichon Frise)は、フランス原産の犬種です。フランス語で「ビション」は飾る、「フリーゼ」は縮れ毛・巻き毛を指します。

ビション・フリーゼの歴史は?

ビション・フリーゼは14世紀には既に存在していた犬種ですが、起源は古く、地中海沿岸の「バーベット」と呼ばれていた大型のウォータードッグと、マルチーズのような白い小型犬を掛け合わせて作出されたといわれています。

ビションという系統はビション・マルチーズ、ボロネーズ、ハバニーズ、テネリフェの4種類に分けられていました。その中で、スペインの船乗りがスペイン・カナリア諸島のテネリフェ島に持ち込んだとされているテネリフェが、後のビション・フリーゼだと考えられています。

その後14世紀に、イタリアの水夫がテネリフェ島からイタリアに持ち出したのがきっかけで、瞬く間に上流階級の人々から愛玩犬として注目を集めるようになりました。

16世紀、フランスのイタリア侵攻後には、フランスに渡り、フランシスI世やヘンリーIII世からも愛されました。

しかしその人気も年月を経るに従い停滞していきます。ナポレオンIII世が君臨していた19世紀前半に、人気が再加熱しますが長続きしませんでした。上流階級の愛玩犬でしたが、この頃には一般家庭でも飼育されるようになります。

第一次大戦後の混乱期には、純血のビション・フリーゼが減り純粋犬種は絶滅寸前に追い込まれました。

さらに第二次世界大戦の戦禍で再び絶滅の危機に直面します。

しかし戦後1950年代にアメリカに持ちこまれ、アメリカ人のトリマーが考案した「パウダー・パフ」と呼ばれるヘアー・カットで紹介されると、注目されるようになります。そして世界的に認知されるようになりました。

ビション・フリーゼの特徴は?

ビション・フリーゼの大きな特徴はやはりその被毛です。被毛は二重構造になっており、下毛は絹糸のように柔らかく密集し、外毛は粗い巻き毛となっています。そのため、押すとふわっとした弾力感が感じられます。

毛色はピュア・ホワイトです。

性格は陽気で、人懐こいです。家族に非常に従順で、基本的に聞き分けはよい方です。

運動神経もよく、サーカスなどで飼われ、芸を披露することもあります。

ビション・フリーゼは人懐こく、他の犬や動物とも仲良くできます。子どもともうまくやっていけるでしょう。

小型犬であるにもかかわらず、ある程度の運動が必要な犬種です。ただ、一人遊びも上手なので屋内でもそれなりの運動はこなせてしまいます。階段の上り下りなど、一般に犬が苦手とする動作も軽々とこなします。

被毛の白さを美しく保つためにも、室内で飼う方がよいでしょう。

脱毛しにくいですが、抜け毛がすぐに絡まってしまうので、1日おきにブラッシングをし、2カ月に1度はトリミングをします。

耳を清潔に保つよう心掛けましょう。