ピカルディ・シープドッグ

2019-08-11

ピカルディ・シープドッグはどんなワンちゃん?

ピカルディ・シープドッグ(Picardi Sheepdog)は、フランスのピカルディ地方原産の牧羊犬種です。ベルジェ・ド・ピカール(Berger de Picardy)などと呼ばれることもあります。

ピカルディ・シープドッグの歴史は?

ピカルディ・シープドッグは9世紀頃に作出されました。フランスでは最も古い犬種のひとつです。

主に牧羊犬として羊を誘導する仕事をしていました。牛の誘導もできます。この他、家畜や家禽をオオカミや泥棒から守る護畜犬や、家を見張る番犬などとしても用いられました。

1863年にフランス国内でドッグショーに初登場しますが、当時はみすぼらしい犬であるという印象により人気は出ませんでした。

1893年にスタンダード(犬種基準)が固定され、さらに犬質を向上させる作業が開始されました。ところが、ピカルディが最も多く飼育されていたソンム川沿いの谷間の地域が2度の世界大戦で戦場と化したため、多くの犬の命が奪われ絶滅の危機に陥ってしまします。

戦後はわずかに残った犬をもとにブリーディングが進められました。しかし、その頭数は現在も非常に少なく、絶滅が危惧されています。

大半はフランス北部で作業犬として飼育されています。他の地域では滅多に見ることができない、極めて珍しい犬種となっています。

ピカルディ・シープドッグの特徴は?

ピカルディ・シープドッグは引き締まった体を持ち、脚が長く走るのが速いです。耳はやや細長い立ち耳で、尾は飾り毛のあるサーベル形の垂れ尾です。

特徴的な被毛は、やや粗めでぼさぼさとしたロングコートです。口周りの毛や眉毛も豊かでふさふさしているます。毛色はベースがゴールデン・フォーンなどで、胸部や腹部、足先などは白っぽくなっています。

性格は明るく忠実です。元気があり感受性が強いです。

ピカルディ・シープドッグは家族以外の人や犬とも友好的に接するため、家庭犬として飼育するのにも適しています。しつけの飲み込みや状況判断力にも優れています。

屋外では元気ですが、室内では物静かです。

牧羊犬なので運動量は多いです。

かかりやすい病気は大型犬にありがちな股関節形成不全や、被毛が目に入って起こりやすい眼疾患などです。