ビーグル

2019-08-11

ビーグルはどんなワンちゃん?

ビーグル(Beagle)はイギリス原産のセントハウンド(嗅覚猟)犬種です。犬種名はフランス語のbeigle(小さい)が訛ったものといわれていますが、特徴的な鳴き声を持つ犬種であることから古代フランス語で「開いた喉」に由来するともいわれています。

ビーグルの歴史は?

ビーグルは15世紀以前から、ヨーロッパの多くの国でウサギ狩りの猟犬として活躍していました。

当時のウサギ猟では、数十頭のビーグルを一斉に放して、嗅覚を頼りに獲物を追跡させました。岩から岩へ飛び移ったり急に方向をかえたりと上手く逃げ回るウサギを、ビーグルたちはよく通る高い声で仲間たちと連絡を取り合うことで追いつめることができました。

17世紀に入ると集団のビーグルを制御するためにホルンを吹き鳴らして猟が行われるようになりました。ホルンの音色や強弱、長短によって「前進」、「待て」、「後退」などの指示が出され、ビーグルはそれに従いました。

馬などを使わない野ウサギ狩りでは、猟師たちは歩いて移動するので、鞄に入れて持ち歩けるほど小さかったビーグルは、とても人気がありました。女性や年配者、または体力のない人々でも一緒に狩りができると、絶大な支持を集めたといわれています。

ビーグルは、多産で個体差が少ないなど実験動物としても良い条件を備えているため医学実験に貢献してきた事でも知られています。製薬会社などで大量に飼育され、日本の製薬会社のマスコットキャラクターに採用されたこともありました。

猟が一般的ではなくなった現在でも世界各国で飼育され、高い人気を保っています。

ビーグルの特徴は?

ビーグルはブラッド・ハウンドなどイギリスのハウンド犬種の血を引いており、ハリアの影響が見られます。これらを含むハウンド犬種の中で最も小さいサイズです。

猟で発する鳴き声は特徴的で、「フィールドの声楽家」「シンギング・ビーグル」と表わされることもあります。

被毛は短く、毛色はトライカラー(ブラック、タン、ホワイトの3色)やレッドアンドホワイトです。

性格は活発でやんちゃです。寂しがりな面もあります。

ビーグルは集団で猟をする犬種であるためか、集団飼育にも適応し、他の犬とも仲良くできます。

毎日適度な運動が必要です。長めの散歩に、飛んだり跳ねたりといった運動を取り入れて、足の伸縮運動をさせるとよいでしょう。外に出ると探検に夢中になる傾向があるので、普段から呼び戻しをしっかり教えておきましょう。

声が非常に大きいので、無駄吠えしないようしつける必要があります。

しつけは必要ですが、拒否反応を示している場合は強制しないことが大切です。しつけにかなり根気がいる場合もあります。

食欲が旺盛で太りやすい犬もいます。ヘルニアなど疾病のリスクが上がってしまうので肥満には注意しましょう。

寂しがりなので、長い時間孤独でいるとストレスを溜めてしまいます。

耳が垂れているため、蒸れて外耳炎になりやすいです。耳を清潔に保つように心がけましょう。