バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ

バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ(Basset Blue de Gascogne)は、フランス原産のセントハウンド犬種です。

12世紀に、グラン・ブルー・ド・ガスコーニュのから生まれる短足個体を元に作出された古い犬種です。

主にウサギやキツネを狩るのに使われ、パック(集団)で獲物の臭いを追跡し、発見することが本種の仕事です。獲物への攻撃はあまり行いませんでした。

19世紀頃に、バセット・ハウンドとバセー・アルティジャン・ノルマンの血が加えられ、今日の姿となりました。

しかし狩猟の縮小により、20世紀初めまでには頭数が激減してしまい、第二次世界大戦終結までは、ごくわずかしか生き残っていませんでした。

そんななか、アラン・ブルボンという熱心なブリーダーが1人で犬種再生を目指し、繁殖を開始しました。フランス中から本種を探し出し、バセットタイプの雄犬と交配させ改良を重ねて以前の特徴を持つ犬を復元することができました。

現在も頭数はまだ数が少なく、フランス国外ではあまり飼育されていません。

バセー・ブルー・ド・ガスコーニュは胴長短足が特徴的な犬種で、早く走ることはできませんが、その分スタミナがあります。藪の中にも入って駆け回ることができます。脚が短いこと以外はプティ・ブルー・ド・ガスコーニュに似ています。耳は長めの垂れ耳で、尾は飾り毛の無い先細りの垂れ尾です。

被毛は滑らかなスムースコートです。毛色はブルー・ローンをベースとして、ブラックの斑とマーキングと、目の上やマズル、胸部、足先などにタンのマーキングが入っています。

性格は忠実で愛情深く、警戒心が強いです。とても注意深く、知性的で、判断能力に優れています。

バセー・ブルー・ド・ガスコーニュはしつけの飲み込みと状況判断力はよく、何にでも熱心に対応します。社交的で、家族以外の人や犬とも仲良くすることができます。

かかりやすい病気は胃捻転や胴長の犬種にありがちな椎間板ヘルニアなどです。

胃捻転は、ドッグフードの一気食いや食後すぐの運動により、死亡のリスクが高まるので避けましょう。

椎間板ヘルニアを防ぐためには、抱き方に注意します。不適切な抱き方だと腰などに負担がかかるため、抱くときは片手で胸を、もう片手で腰を抱えるようにして抱きましょう。

フランスのブリーダー達によると、この犬種は食べ過ぎて、胃捻転を起こしやすいそうです。これを予防するには、食事は何回かに分けて与え、食後の運動は避けるようにしましょう。

猟犬としての能力が高く、特に嗅覚が優れています。散歩中には、かなりにおいを嗅ぎ回ると思われます。拾い食いなどに注意が必要です。

殺処分ゼロを考えて!!