バセー・アルティジャン・ノルマン

バセー・アルティジャン・ノルマン(Basset Artesian Normand)は、フランスのノルマンディー地方原産のセントハウンド(嗅覚猟)犬種です。「ノルマンディー・バセー」ともよばれています。

バセー・アルティジャン・ノルマンは1600年頃、茨の中でも突き進めるセントハウンド犬種を目指し、ダルトワ・バセットとノルマン・バセットという2つの犬種を掛け合わせて誕生しました。その後も長年に渡り改良が続けられ、1924年にようやく完成しました。改良により、気難しく扱いにくい性格が友好的になり、吠え声や集中力が大幅に向上しました。

主にノウサギとキツネを狩るのに使われます。単独もしくは小規模なパック(集団)で狩りを行います。テリア犬と種コンビを組んでキツネを狩ることができます。

フランスでは人気があり、ペットやショードッグとしても飼育されています。また、イギリス、ベルギー、オランダ、北欧などにも輸出されていて、そこでも猟犬やペットなどとして飼育されています。

胴長短足が特徴的な猟犬種で、体高の低い体は、藪の中を駆け抜けるのに適しています。足腰は丈夫で、体は筋肉質で引き締まっています。額にはほんのわずかですがしわがあります。耳は垂れ耳で、尾は垂れ尾です。

被毛はスムースコートで、毛色はタン・アンド・ブラックやトライカラー(ブラック、タン、ホワイトの3色)です。

性格は活発で社交的ですが、頑固な一面もあります。狩猟本能が高いです。

バセー・アルティジャン・ノルマンはしつけの飲み込みと状況判断力はよく、何にでも熱心に対応します。社交的で、家族以外の人や犬とも仲良くすることができます。

室内犬として飼い、時々庭に出られるようにしておくのがよいでしょう。集合住宅でも飼育できますが、獲物を吠えながら追う習性から、低音の効いた吠え声がよく響きます。この声が隣近所迷惑になってしまう場合もあります。しっかりとコントロールできるように訓練しておく必要があります。

運動量は普通で、かかりやすい病気は関節疾患などです。

胴長短足の犬種ではありますが、椎間板ヘルニアにはかかりにくい傾向にあります。それでも、抱き方が不適切だと腰などに負担がかかるため、抱くときには片手で胸を、もう片手で腰を抱えるようにして抱きましょう。

殺処分ゼロを考えて!!