ノルボッテン・スピッツ

ノルボッテン・スピッツ(Norrbottenspitz)は、スウェーデン原産のスピッツ系の犬種です。

ノルボッテン・スピッツはスウェーデンとフィンランドの北部で発展し、とても古い犬種であるとされています。17世紀の初頭の文献にノルボッテン・スピッツが登場しているため、その頃にはすでに存在していたと考えられます。

主に猟犬として使用され、ライチョウなどの鳥類、キツネやアライグマなどの猟で活躍していました。

しかし第一次世界大戦が終わるころには頭数が激減し、絶滅したと思われるほどでした。ところが、スウェーデン国外の農場などで飼育されているノルボッテン・スピッツが数頭残っていることがわかり、この数頭をもとに繁殖計画が立てられました。

1950年代から1960年代初頭にかけて計画的に繁殖された結果、頭数を回復し、1966年にFCI(国際畜犬連盟)に公認登録されました。

現在、多くは北欧でコンパニオン・ドッグとして飼育されています。農場の番犬などの作業犬として飼育されている犬もいます。

ノルボッテン・スピッツはスピッツ系の犬種で、立ち耳とふさふさした巻き尾が特徴です。

被毛は二重構造で上毛は硬めのショートコートで、下毛は柔らかい毛質になっています。毛色はホワイトの地に、レッドなどのマーキングがあるものが多いです。

性格は活発で、忍耐力があり勇敢です。

ノルボッテン・スピッツは飼い主家族であれば子どもでも、深い愛情をもって接してくれるため、家庭犬として多く飼育されています。しかし見知らぬ人や物音に対しては、強い警戒心を示し、家族に危害を加えようとする相手には勇敢に立ち向かうので、頼りになる番犬となってくれるでしょう。

運動量は大型犬並みですが、毎日1時間ほどの散歩ができれば、都市でもこなすことができます。

抜け毛が多いので、換毛期にはこまめにブラッシングする必要があります。

殺処分ゼロを考えて!!