ドレーヴァー

2019-08-04

ドレーヴァーはどんなワンちゃん?

ドレーヴァー(Drever)は、スウェーデン原産のセントハウンド(嗅覚猟)犬種です。「スウェーディッシュ・ダックスブラッケ」と呼ばれることもあります。また「ドレーファー、ドレーバー」と表記されることもあります。

犬種名は、スウェーデン語で「ハンター」を意味する単語に由来しています。

ドレーヴァーの歴史は?

1910年にドイツからスウェーデンに輸入された、ウェストファリアン・ダックスブラッケという短足のセントハウンド犬種がドレーヴァーの祖先犬です。この祖先犬に他のセントハウンドが掛け合わされて1920年代に誕生しました。

ドレーファーは嗅覚猟犬としてノロジカ、ノウサギ、キツネ、イノシシなどを狩るのに用いられます。

小型の獲物は単独で追跡し、自ら仕留めることができます。大型の獲物の場合は、パック(集団)獲物を捜索し、発見すると吠えて主人に知らせます。そして獲物の周りをぐるぐると回って混乱させ、弱ってきたところで噛み留めを行い、動けなくして主人の到着を待ちます。到着した主人は獲物を猟銃で仕留めます。

1930年代、スウェーデンではノロジカが増え過ぎ、農作物を食べられてしまうという被害が多発しました。そこでノロジカを狩るため、猟犬として活躍したのがドレーヴァーです。この活躍によりスウェーデン内での知名度が上がり、人気も出て頭数も増えることになりました。

高い人気を誇り愛好家によって手厚く守られたため、第二次世界大戦で多くの犬種が絶滅してしまう中、ドレーヴァーは生き残ることができました。

スウェーデンでは国民的な人気のある犬種で、現在は実猟犬としても飼育されていますが、ペットやショードッグとしての人気のほうが高くなっています。しかしヨーロッパ以外ではあまり知られていない犬種です。

近年、地雷探知犬として訓練されており、成功率もよいことから注目されています。

ドレーヴァーの特徴は?

ドレーファーは足が短く胴が長いという特徴の他は、通常のセントハウンド犬種と似ています。筋肉質の引き締まった体つきで、短足なので走るのがあまり速くない分、起伏に強くスタミナが多いです。深い雪の中では、短い足を駆使して泳ぐように雪をかき、脚の長い犬種よりも早く進むことができます。

耳は垂れ耳で、尾は垂れ尾です。

被毛はスムースコートで、毛色はホワイト・アンド・タン、ブラック・アンド・タン、トライカラー(ホワイト、タン、ブラックの3色)などがあります。

性格は人懐こく、活発です。

ドレーファーはしつけの飲み込みや状況判断力はよく、子供や仔犬に対しても寛容です。

家庭犬として飼育するのにも向いていますが、吠え声がよく通るので、集合住宅で飼育する場合には十分配慮しましょう。

活発だが、運動量は普通である。

胴が長い犬種は腰を痛めやすく、椎間板ヘルニアになりやすいため、抱き方に注意が必要です。抱くときには片手で胸を、もう片手で腰を抱えるようにして抱くようにします。また、激しい運動のし過ぎや太りすぎも腰痛の原因になります。