ドゴ・カナリオ

2019-08-04

ドゴ・カナリオはどんなワンちゃん?

ドゴ・カナリオ(Dogo Canario)は、スペインのカナリア諸島原産の犬種です。「ペロ・デ・プレサ・カナリオ(Perro de Presa Canario)」とも呼ばれています。かつては、闘犬種として使われていました。

ドゴ・カナリオの歴史は?

ドゴ・カナリオの祖先犬は、15世紀ごろにカナリア諸島に持ち込まれたモロシア犬種だといわれています。この祖先犬ににオールド・イングリッシュ・ブルドッグやイングリッシュ・マスティフを掛け合わせることによって、1800年代に作出されました。19世紀ごろには、ジャーマン・シェパード・ドッグやドーベルマンの血も加えられました。

作出当初は主に闘犬として使われ、犬同士で闘ったり、牛と闘ったりしていました。また、家畜や家を守る番犬として働いたり、牧牛犬として牛を管理したりもしていました。

1940年代に闘犬が禁止されると、ドゴ・カナリオの需要は減り、徐々に頭数を減らしていきました。1950年代には絶滅寸前まで追い込まれましたが、その後愛好家の努力により頭数を回復し、再び番犬や牧牛犬として使われるようになりました。

現在も希少な犬種の一つであることに変わりはありませんが、実用犬としてだけでなくショードッグとしても飼育されています。モロシア犬種好きの人には人気のある犬種となっています。

ドゴ・カナリオの特徴は?

ドゴ・カナリオはモロシア犬種で、たくましく筋肉質で骨太な体つきをしています。脚は長く、頭部は大きくなっています。マズルが太く短く、アゴの力は強靭です。額にしわがあり、上唇はたるんでいます。皮膚は引っ張るとよく伸び、噛まれてもダメージを軽減することができます。耳は垂れ耳で、尾は太く飾り毛のない垂れ尾です。かつては断耳して耳を立たせ、尾を短く断尾していました。低く、太い声で吠えます。

被毛はスムースコートで、毛色はブラックブリンドルやブリンドル、ブラック、フォーン、ブルーなどがあります。胸、頸の根元または喉、前足及び後足の指趾にホワイト・マークがある犬もいます。

性格は忠実で家族に優しく、仕事が大好きですが、警戒心が強く勇猛果敢です。堂々としていますが、若干よそよそしくもあります。警戒しているときの姿勢は凛としています。

ドゴ・カナリオは特に番犬として適し、家族に対しては大人しいですが、他人に対しては疑い深くなります。

頑固な面もありしつけはやや難しいですが、仕事を与えると喜んで行動するようになります。力が強いので、万が一の事故に備えてしっかりとした訓練を行うことが必要です。

運動量は多めですが、体重が重く、腰に負担がかかりやすいので激しい運動は避ける方がよいでしょう。

かかりやすい病気は緑内障や股関節形成不全などです。