テンターフィールド・テリア

テンターフィールド・テリア(Tenterfield Terrier)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州原産のテリア犬種です。

テンターフィールド・テリアの祖先犬は、現在のフォックス・テリアタイプの犬種の血を引いたワーキング・テリアで、18世紀後期にはオーストラリアに存在していたとされています。この祖先犬が長い年月の間にゆっくり改良され、テンターフィールド・テリアとなりました。初期の段階では、祖先犬にイングリッシュ・ラット・テリアとスムース・フォックス・テリアが掛け合わされ、19世紀ごろになると更なる能力向上を目指してジャック・ラッセル・テリア(プティングタイプ)、トイ・フォックス・テリア、ウィペット、ミニチュア・ピンシャー、チワワなどの血が導入されました。

主にネズミを狩るのに使われ、大きな倉庫のネズミを退治することで衛生を保ち、作物の食害や感染症の媒介を防ぐ役割を果たしていました。また番犬としても使われ、泥棒や野犬などから主人の財産を守っていました。

現在も大半が実用犬として飼育され、ペットやショードッグとして飼育されているものは稀です。原産地以外ではほとんど知られていない犬種です。

テンターフィールド・テリアは、フォックス・テリアタイプの犬種によく似ていますが、小柄です。引き締まった体つきをしていて、頭はチワワのようなアップルヘッドでを持ちます。目は大きく、耳はボタン耳または立ち耳または半立ち耳です。尾は飾り毛の無い垂れ尾ですが、ネズミ狩りの際に噛まれないようにするため、短めに断尾します。

被毛はスムースコートです。毛色はホワイトを地としてブラックとタンのマーキングが入ったトライカラー(3色)です。

性格は明るく活発で、やや気性の荒いいわゆる「テリア・キャラクター」です。

テンターフィールド・テリアはしつけはよく入り、状況判断力も優れています。

小柄なわりに、運動量は多く、身体能力も高いのでドッグスポーツにも向いています。

暑さに強く、寒さに弱い犬種です。寒い地域や季節には、洋服を着せて保温を行なう必要があります。

殺処分ゼロを考えて!!