チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

2019-08-04

チャイニーズ・クレステッド・ドッグはどんなワンちゃん?

チャイニーズ・クレステッド・ドッグ(Chinese Crested Dog)は、中国原産の犬種です。「クレステッド」とは冠毛またはとさかを意味します。また、無毛のヘアレスタイプの犬の頭部や足先などの毛の生え方が伝説上の霊獣である麒麟に似ていることから、中国では「麒麟狗(チィ・リン・コウ)」という異名も持っています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの歴史は?

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの起源については、様々な説が存在していたため、近年、DNA検査によって近縁犬種をわりだす試みがなされました。その結果、コンゴ共和国原産のバセンジーという犬種に最も近く、チャイニーズ・クレステッド・ドッグはアフリカ原産の犬種を祖先に持つという説が有力となりました。

バセンジーと近いヘアレス犬種はアフリカン・サンド・ドッグであり、この犬種が中国に輸出され、中国の愛玩犬と交配されて誕生したと考えられています。

中国には13世紀から存在していたと伝えられています。

ヨーロッパの記録には1800年代になってようやく現れます。アメリカとヨーロッパで徐々に人気を獲得していくものの、第二次世界大戦中に中国国内の犬は政府の命令によりほとんど殺されてします。

戦後、香港・マカオいた生き残りからチャイニーズ・クレステッド・ドッグの繁殖が再開され、頭数を回復することができました。

現在は世界中で、ヘアレス犬種の中では人気の高い犬種となっており、日本でも飼育されています。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの特徴は?

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは細身で、すらりとした体型をしており、脚が長いです。耳は大きい立ち耳で、尾はサーベル形の垂れ尾です。この犬種は特に跳躍力に優れており、なかには木などに登れる犬もいます。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグには無毛の「ヘアレス」と全身に毛のある「パウダーパフ」の2タイプがあります。

これら2タイプは、異なる犬種のように見えますが、ヘアレスタイプの仔犬を求めて交配を行う際には必ずこれら両タイプの犬を交配させる必要があるため、別犬種とすることはできません。

ヘアレスタイプの犬は、頭の頂点にタテガミがあり、大きい立ち耳、足先、尾にも飾り毛があります。しかし、これらの場所以外には全く毛が無く、なめらかな肌が露出しています。皮膚には汗腺があり人間同様に汗をかきます。

パウダーパフタイプの犬は、全身が絹のようにしなやかで細いロングコートに覆われています。毛色の指定はありません。

性格はマイペースで、臆病で引っ込み思案な所もあります。

チャイニーズ・クレステッド・ドッグは外で走り回ることを好みますが、室内で遊ばせる程度の運動量でも必要な運動量をこなすことができます。

寒さに弱い犬種なので、屋内で飼育する方がよいでしょう。

特にヘアレスタイプの犬は、冬に外出する際に衣服を着せてあげるとよいでしょう。(全身に毛を持つパウダー・パフ・タイプも存在します)。

ヘアレスタイプの犬は、被毛の手入れの必要はありませんが、保湿クリームや日焼け止めクリームを塗って肌を保護する必要があります。

パウダーパフタイプの犬は、毎日あるいは1日おきにブラッシングを行ってください。長い被毛で覆われている鼻口部は1~2週間に1回程度、カットしてあげます。