チェスキー・フォーセク

チェスキー・フォーセク(Cesky Fousek)は、チェコ原産のポインター犬種です。「ボヘミアン・ポインター(Bohemian Pointer)」、「ベーミッシュ・ラウバールド(Bohmisch Rahbart)」と呼ばれることもあります。

チェスキー・フォーセクは、15世紀頃のボヘミア王国時代から現在チェコとなっている地域に存在していた、古い犬種です。

ポインター犬種として、鳥猟で活躍していました。チェスキー・フォーセクは鳥を嗅覚で捜索し、発見するとポインティング呼ばれる姿勢をとって主人に知らせました。その後、主人が猟銃で撃ち落した鳥を回収する仕事もこなしていました。

二次世界大戦時の戦禍により、他犬種同様、多くのチェスキー・フォーセクの命が奪われたため、絶滅寸前まで追い込まれてしまいました。

かし、数少ない生き残りをもとに繁殖が行われ、ジャーマン・ワイアーヘアード・ポインターなどを異種交配することで下がった犬質を向上させることに成功しました。こうした愛好家の努力により、1931年にスタンダード(犬種標準)が確立され、1963年にFCI(国際畜犬連盟)に公認登録されました。

在、チェコでは人気犬種の一つとなっており、昔からの人気を維持しています。多くは実猟犬やショードッグとして飼育されていて、ペットとして飼われているものはやや少なくなっています。チェコ国外ではあまり飼育されていない犬種です。

チェスキー・フォーセクは、筋肉質の引き締まった体格です。首と脚が長くなっています。目は小さめで耳は垂れ耳、尾は飾り毛のない垂れ尾です。尾は、半分から3分の2ほどの長さに断尾されることもあります。

毛は、硬く少し長いラフコートです。この被毛は丈夫で、茂みや雨風、寒さや土煙から身を守る役割を果たしています。チェスキー・フォーセクの大きな外見の特徴は、まるで老人のような顔の被毛です。口髭や顎鬚、眉毛がふさふさしていて長くなっています。毛色はブラウン・ローンを地として、ブラウンやホワイトの斑やマーキングが入ったものなどがあります。

格は忠実で仕事熱心です。攻撃性は基本的に低く、自制心が強いです。

チェスキー・フォーセクは、主人家族や家族と親しい人・犬とは仲良く接することができます。しかし、狩りの獲物となるような鳥や小動物を見ると、狩猟本能の引き金を引いてしまう事があるので注意が必要です。

賢く、しつけもよく入る犬種です。

動量は非常に多いため、長時間の散歩や遊びが必要です。

運動量をこなすことができれば、家庭犬としての飼育もそう難しくはないといわれています。

かりやすい病気は関節疾患や被毛が目に入って起こりやすい眼疾患などです。

殺処分ゼロを考えて!!