チェスキー・テリア

2019-08-04

チェスキー・テリアはどんなワンちゃん?

チェスキー・テリア(Chesky Terrier)は、チェコ原産のテリア犬種です。「ボヘミアン・テリア(Bohemian Terrier)」と呼ばれることもあります。チェコの国犬として指定されています。

チェスキー・テリアの歴史は?

チェスキー・テリアは、チェコのプラハ郊外に住んでいたフランチシェク・ホラーク博士という遺伝学者が、1949年に作出を開始しました。イギリス原産のテリア犬種数種を所有し、狩りを楽しんでいた博士は、ショードッグとしても使える美しい容姿を持つ優秀な猟犬を目指しました。スコティッシュ・テリアとシーリハム・テリアとを交配させ、生まれた犬にダンディー・ディンモンド・テリアやワイアーヘアード・ダックスフントの血を加え、1959年に完成しました。

主にキツネやモグラ、ウサギ、ネズミを狩るための地中猟犬として使われます。獲物のにおいを追跡し、地中(穴)に潜って獲物と戦って倒したり、地上におびき出して別ののハウンド犬に攻撃させるといった狩猟法で使われます。ネズミなら発見次第、すぐにしとめることができます。

チェコでは作出後すぐに実猟犬やショードッグとして人気を博しました。そしてチェコの国犬としても指定され、1963年にはFCI(国際畜犬連盟)にも公認登録されました。

礎となった2犬種より比較的温和なので、現在はペットやショードッグとして人気が出ています。

チェスキー・テリアの特徴は?

チェスキー・テリアはテリア犬種らしく胴長短足です。首が長く、耳は垂れ耳で、尾は長い垂れ尾です。

チェスキー・テリアの被毛は、本来は柔らかくウエーブのかかったシャギーコート(むく毛)に近いロングコートです。シーリハム・テリアと同様に、特有のトリミングを施します。トリミングでは、顔や胸、腹部には長めに毛を残し、その他の部分は短めに毛を刈り込む方法がとられます。毛色はソルト・アンド・ペッパーなどです。

性格は温和で優しく、従順で協調性もあります。テリア特有の気性の荒さは少なめです。

チェスキー・テリアは、他の犬や小さな子供とも仲良くすることができ、攻撃的な気性を持たず人懐こい犬種です。しつけの飲み込みや状況判断力がよく、運動量も少なめであるため家庭犬として飼育するのにも向いています。

ただし、一度興奮してしまうと自制が利かなくなることもあるため、飼い主がしっかりコントロールできるようにしつけをしておく必要があります。

かりやすい病気はコートが目に入って起こる眼疾患、遺伝的な要素もあるアレルギーなどがあります。胴長の犬種であるため、抱き方が悪いと椎間板ヘルニアが起きやすくなってしまいます。抱くときには片手で胸を、もう片方の手で腰を抱えるようにして抱きます。