セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグ

2019-08-04

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグはどんなワンちゃん?

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグ(Central Asian Shepherd Dog)は、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタンの中央アジア地域を原産とする護畜犬種です。

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグの歴史は?

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグは6000年前には既に存在していたとても古い犬種です。世界で一ニを争うほどの古代犬種で、チベタン・マスティフ(Tibetan Mastiff)の親戚種であるとされています。長い間、周囲から隔離された環境にいたため、昔の容姿をそのままのこしているといわれています。

主に羊や山羊などの家畜をオオカミや泥棒から守る護畜犬として活躍していました。力が強く、警戒心も強いため、訓練やしつけの難しい犬種といわれていました。

作業犬であるため、ショードッグとしてはあまり使われていませんでしたが、20世紀になると本種は「辺境の作業犬」として注目され、少数がショードッグとして輸出されました。そこで繁殖が行われ、世界各地に広まりショードッグやペットとしても使われるようになります。

近年はショードッグとしてイタリアやロシアで人気ですが、やはり飼育が難しいため爆発的な人気を得るまでには至っていません。

日本ではあまり見られない珍しい犬種となっていますが、数年に一度、国内登録が行われています。

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグの特徴は?

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグはマスティフタイプの犬種ですが、頭部は長く、脚も長めです。筋肉隆々の骨太な体つきで原始的な姿をしていています。非常に力が強いです。よだれを垂らさないのもマスティフタイプと異なる点です。垂れ耳と、ふさふさした垂れ尾をもちますが、原産地ではケガ防止のため耳は短めに断耳して立たせ、尾もかなり短く断尾する事があります。

被毛は、スムースコートとやや長めのショートコートの2タイプがあります。毛色は、ブラックの地にブラウンのグラデーションがあり、足先やマズル、フレーズが白いものが好まれます。

性格は攻撃的で防衛本能・独立心が強いです。

セントラル・エイジアン・シェパード・ドッグは攻撃的で力が強いため、一般家庭での飼育は非常に難しい犬種です。しっかりとしたしつけと訓練が欠かせず、それを怠れば事故も発生しかねません。

訓練を行えばペットとしても飼う事ができ、ヨーロッパでは家庭犬としても飼われています。番犬としては優秀です。