セルビアン・ハウンド

セルビアン・ハウンド(Serbian Hound)は、セルビア原産のセントハウンド(嗅覚猟)犬種です。以前は「バルカン・ハウンド」と呼ばれていました。

11世紀に当時のセントハウンド犬種について書かれたものが、セルビアン・ハウンドについて書かれた最初の記述です。古代フェニキア人がバルカン半島にもたらした犬の血を引いているといわれています。パック(集団)で狩りをする猟犬として活躍していました。

セルビアン・ハウンドは1924年に最初のスタンダード(犬種標準)が定められました。その頃はバルカン・ハウンドという名でしたが、バルカン・ハウンドの多くがセルビアで飼育されていたことから、FCI(国際畜犬連盟)は1996年にセルビアン・ハウンドの名に変更しました。

現在、セルビアでは見かけることができますが、そのほかの地域では大変珍しい犬種となっています。

セルビアン・ハウンドは筋肉質のがっしりとした体格をしています。胴がやや長く、パワフルです。マズルはよく発達し、鋭い嗅覚を持ちます。耳は垂れ耳で、尾は垂れ尾です。

被毛は粗いスムースコートで、毛色はレッド・アンド・ブラックもしくはタン・アンド・ブラックです。

従順で優しく、家族と絆を結ぶ犬種です。また獲物を見つけるまで諦めない粘り強さを持つ、優秀な猟犬です。

セルビアン・ハウンドは活発で、働いたり仲間と遊ぶことが大好きです。人懐こく、子供ともうまく接することができます。社交的で他の犬とも仲良くできますが、猟犬種なので獲物と見なしてしまうと、主人の大切なペットでも追いかけてしまう事があります。

殺処分ゼロを考えて!!