スロヴェンスキー・チュヴァック

2019-08-04

スロヴェンスキー・チュヴァックはどんなワンちゃん?

スロヴェンスキー・チュヴァック(Slovensky Cuvac)は、スロバキア原産の護蓄犬種です。「スロヴァーク・チュヴァック(Slovak Cuvac)」、「スロバキアン・シェパード・ドッグ」、「リプトク」などと呼ばれることもあります。

スロバキアン・シェパード・ドッグ の歴史は?

スロヴェンスキー・チュヴァックは起源についてはよく分かっていませんが、17世紀ごろには既に犬種として存在していました。本種のもとになったハンガリー原産ののクーヴァーズが12世紀頃に作出されているため、12世紀以降17世紀未満に生まれた犬種であると推測できます。

スロヴェンスキー・チュヴァックは家や家畜を狼や家畜泥棒から守る護衛犬として使われ、夜間も警戒を怠ることなく警備を行うことができたため、重宝されていました。ホワイトのコート暗夜でも見やすく、夜間に泥棒や狼と間違えられて射殺されないように見分けるために改良されました。

本種のほとんどが羊飼いによって飼育・管理・ブリーディングされていたため、滅多に民間に渡る事はなく、頭数も限られていました。

20世紀ごろになると原産地で狼が姿を消し、家畜泥棒の被害数も減少したため、スロヴェンスキー・チュヴァックの需要も減りました。頭数が減少して絶滅寸前に追いやられてしまいましたが、愛好家の努力によって残っていた犬を集め、繁殖を行って何とか頭数を回復することができました。そして1965年にFCI(国際畜犬連盟)の公認犬種として登録されました。

現在でも希少な存在ですが、ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国などに輸出が行われ、護蓄犬としてだけでなくペットやショードッグとしても飼育されています。日本では知名度が非常に低く、まだ輸入されていません。

スロバキアン・シェパード・ドッグ の特徴は?

スロヴェンスキー・チュヴァックは外観はグレート・ピレニーズに似ていますが、体のサイズが小さく、コートの量が若干少なくなっています。がっしりした体格で、力が強いです。頭部は大きく、マズルは短めです。耳は垂れ耳で、尾はふさふさした垂れ尾です。

被毛はもこもこして柔らかく、長くまっすぐです。毛色はホワイトか、薄いクリームです。

性格は忠実で冷静、友好的です。やや独立心が強い一面もあります。

しっかりとしたしつけが必要です。大型犬種ですが極端に多い運動量は必要としません。