アペンツェル・キャトル・ドッグ

2019-06-22

アペンツェル・キャトル・ドッグはどんなワンちゃん?

アペンツェル・キャトル・ドッグ(Appenzener Cattle Dog)とは、スイス原産の牧牛犬種です。外見の通り、同じくスイス原産のバーニーズ・マウンテン・ドッグ(Bernese Mountain Dog)、グレーター・スイス・マウンテン・ドッグ(Greater Swiss Mountain Dog)、エントレブッハー・キャトル・ドッグ(Entlebuche Cattle Dog)は親せき種です。

現在も、ウシやヤギを柵の中まで追い込んだり、外敵から護衛したりする仕事を、現役でこなしている犬種です。牛乳を積んだ重い荷車を引いたり、山で雪崩が起きたり遭難者が出たときには救助犬としても働く頼もしい犬種です。

アペンツェル・キャトル・ドッグの歴史は?

アペンツェル・キャトル・ドッグは、オーストリアとの国境に近い、スイスのアペンツェラー州で作出されました。親せき種のいずれかとスピッツタイプの犬などの交配によって作られた犬種です。

世間に知られるようになったのは、19世紀半ば、初めて活字で紹介されてからです。いまでも、アペンツェラー州では、キャトル・ドッグとして牛を追う姿を目にすることができます。

もとより数が少ない犬種で、親せき種の中で最も絶滅する可能性が高いといわれていた時期もありましたが、スイス国内で人気を集め、ヨーロッパにも注目されて人気を得ました。犬種クラブも発足して数を増やしつつあり、絶滅の危機は遠のきましたがやはり希少であることに変わりはありません。FCIには1889年に公認されました。

アペンツェル・キャトル・ドッグの特徴は?

アペンツェル・キャトル・ドッグは、コンパクトなマウンテンドッグです。体つきは筋肉質でカールしている尾が特徴的です。その筋肉質が生み出す運動量は膨大で、エネルギッシュに走り回っても疲れを知ることがありません。

被毛はトライカラー(3色)で全体は黒、目の上、ほほ、耳の下にさび色か白のマーキングがあり左右対称が好まれます。額から鼻口部には炎のような形をしたマーキングがあります。胸と4本の脚と尾先は普通は白です。

この犬種は、一見、家庭犬としても飼育しやすそうですが、その筋肉質の体は、とてもエネルギッシュで、強い警戒心から、大きな声でよく吠えます。都会の集合住宅ではトラブルの原因にもなるため、やはり田舎の広いスペースのある場所での飼育の方が向いています。

殺処分ゼロを考えて!!