ジャーマン・ショートヘアード・ポインター

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どんなワンちゃん?
ジャーマン・ショートヘアード・ポインター(German Short-haired Pointer)は、ドイツ原産のポインター犬種です。ポインター犬種ですが、狩猟においては獲物の発見、フラッシング、ポイント、追跡、回収まで、あらゆる場面で高度に任務を遂行でき、もっとも用途の広い猟犬として知られています。

このワンちゃんの歴史は?
ジャーマン・ショートヘアード・ポインターの多彩な狩猟能力は、17世紀頃から始められた綿密な交配によって作り出されました。

頑丈なタイプのスパニッシュ・ポインターと、嗅覚猟犬であるハノーバー・ハウンド(Hanover Hound)との交配によって、鳥類やアライグマやシカといった、大型哺乳類を追跡してそのありかを示すことができる頑丈な猟犬が誕生しました。この犬たちは吠えながら獲物を追跡し、キツネのような大きさの獲物でも負傷していればとどめを刺すこともできました。

イングリッシュ・ポインターとの交配は愛好家の間で論争の的となりましたが、結果的に洗練された外見と優れた嗅覚を獲得することに成功します。しかし、同時に水に対して嫌悪感を抱いたり、獲物を攻撃することを嫌がったりするようになり、よいことばかりともいえない結果となってしまいますが、その後交配が進み、そういった厄介な部分の性質は徐々に取り除かれていきます。

19世紀初期に「ネロ」と「トレフ」がジャーマン・ダービーのポインティング部門で頭角を現し、彼らの子孫が現在のジャーマン・ショートヘアード・ポインターの基礎を築くことになりました。

この犬種は19世紀後半にドイツで認定された後、1900年代からは世界的に人気が広がりました。しかし、主にドッグショーをメインに使うショータイプの犬が過度に改造されてしまったせいでそのタイプの犬は犬質が悪化し人気が低迷しました。一方、実猟タイプの犬の人気は衰えること無く、犬質を維持していました。熱心な愛好家の手によって実猟タイプの犬の血がショータイプの犬の血統に少し加えられることになり、もとの健康を取り戻すことが出来ました。

現在も世界的に人気が高いですが、多くは実猟犬として飼育されています。日本でも数年に一回国内登録が行われ、爆発物探知犬としても働いています。

このワンちゃんの特徴は?
ジャーマン・ショートヘアード・ポインターはショータイプ、実猟タイプともにスリムで引き締まった体つきをしていますが、実猟タイプの方が少し筋肉質です。マズル・脚・胴・尾は長くなっています。目は小さめで耳は垂れ耳、尾は先細りの飾り毛の無い垂れ尾ですが、半分から4分の1程度の長さに断尾されることもあります。

被毛はスムースコートで、毛色はレバーの単色、レバー単色にホワイトのパッチが入ったもの、レバーのローンを地としてレバーの斑が入ったものの3パターンがあります。

走るのが速く嗅覚が優れています。狩猟本能が高く、しつけもよく入ります。とても体力が多く、走り回ることと泳ぐことが大好きです。性格は陽気で優しく、温厚です。

このワンちゃんの飼育方法は?
活動的な猟犬を目指して交配されたジャーマン・ショートヘアード・ポインターは、毎日、かなりの運動量を必要とします。少なくとも1時間以上は一緒に遊ぶように心掛け、毎日精神的にも肉体的にも刺激になる運動をさせてあげましょう。水の中で遊ぶことが好きなので、泳がせてあげるのもよいでしょう。

温暖な気候の地域ならば屋外で過ごさせるのもよいですが、飼い主と一緒にいる時間を必要とする犬なので、屋外と屋内を行き来できるようにするのが理想的です。

被毛の手入れとしては最低限のブラッシングで十分です。

高い狩猟本能と嗅覚を持つため、ものをにおいで探して獲ってくることも多いです。このため危険物を触って事故を起こす可能性もあるので、犬の行動範囲内にそういったものを置かないよう注意しましょう。

かかりやすい病気は股関節形成不全、心臓病、癌などがあります。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com