シェットランド・シープドッグ

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どんなワンちゃん?
シェットランド・シープドッグ (Shetland Sheepdog) は、スコットランドのシェトランド諸島を原産の犬種です。大型犬のコリーとよく似た姿で、より小型です。「シェルティー」の愛称で親しまれています。

このワンちゃんの歴史は?
シェットランド・シープドッグの歴史はきわめて古く、祖先は、コリーやボーダー・コリーの祖先犬でもあるイギリスのスコットランド地方で飼育されていた牧畜犬といわれています。

シェットランド・シープドッグの祖先は、家畜の動きを管理する牧畜犬として重宝がられていました。管理していた家畜は、羊だけでなく、牛、豚、ニワトリなど多岐にわたります。

小型である理由は、荒涼としたシェットランド諸島の厳しい環境では作物が育ちにくく、犬が環境に順応したためとも、家畜のサイズが小さかったためともいわれています。

この島はほかの地域から非常に離れたところに位置していたため、比較的短期間に純粋に血統が引き継がれ、この犬種が確立されていったと考えられています。

19世紀の終わり頃、イギリス海軍の艦隊が、演習のためにしばしばこの島を訪れては、島の子犬を買ってイギリスに持ち帰っていました。これらの犬は当初、スパニエルの影響を感じさせる犬で、これにラフ・コリーなどを交配させながら大型化しないように作出されたものが現在のシェットランド・シープドッグです。

また、ブラックアンドタンのキング・チャールズ・スパニエル、パピヨン、ポメラニアンなども交配されたと考えられています。

1906年頃には、シェットランド・コリーと呼ばれることが多くなり、コリーの愛犬家たちの猛反発を受けてシェットランド・シープドッグという名前に変更されました。

しかし名前に反して、現在ではシェットランド・シープドッグの多くは牧羊犬としてではなく、家庭犬として世界中で愛されています。

このワンちゃんの特徴は?
体長が体高よりやや長く、牧畜犬に必要な抜群の敏捷性とスピード、忍耐力を兼ね備えています。

体つきは筋肉質で、よく張った胸と引き締まった腹部を持ちます。頭部は長く、一見するとコリーと似ていますが、頭部に対するマズルの割合はコンパクトです。比較的大きく立った耳は、耳先が前方に折り曲がったものが理想的とされ、故意に矯正する場合があります。

被毛は、粗くて長い上毛と柔らかくて密生した下毛のダブルコートです。首まわりから胸にかけての飾り毛は最大の特徴となっており、メスに比べてオスの方が豊かです。毛色は、黒、ブルーマール、セーブルを基調として、白およびタンが配色されます。

性格は、非常に快活で、感受性が強く、人とたわむれることを好みます。荒涼とした寒冷なシェットランド諸島で、粗食に耐えながら牧畜犬として家畜の群れをコントロールしてきただけのことはあって、苛酷な労働にも我慢強くタフにこなしていける芯の強さを秘めています。大変賢く、従順で訓練性に優れています。的確に状況判断をして自主的に行動しなければならない牧羊犬の特性で、家庭でも家族の行動を観察しながら、驚くほど期待どおりの行動をとってくれる聡明さが魅力です。

このワンちゃんの飼育方法は?
シェットランド・シープドッグは、かなり利口な上、とても訓練性が高いので、訓練すればするほど、その経験を吸収していける能力を持っています。攻撃的なところは一切無く、体も丈夫で健康的で、理想的な家庭犬です。

非常に明るくて感受性が強く、人を喜ばせることが大好きな犬種です。そのため、家族に対して献身的な愛情を寄せてくれます。また、愛想がよく親しみやすいというだけでなく、温和で遊ぶことが大好きなので、子供たちともとても仲よくやっていけます。

ただし、遊んでいる時に牧畜犬としての血が騒ぐのか、ときどき人間のかかとに噛み付いたりすることもあります。また、内気な面も持ち合わせており、しばしば見知らぬ人に対して臆病になったりします。比較的よく吠える習性も持っています。

若い頃の運動量は相当なものなので、コリーよりも運動量が多く、活発です。ストレスを溜めないように、相当ハードな散歩時間を、毎日しっかりと確保してあげる必要があります。安全な広い場所で自由に選ばせて上げることも大切です。

温暖な地域であれば屋外で過ごさせることもできますが、家族と一緒にいることが大好きな家庭犬なので、離れて過ごさせることは避け、家の中で一緒に暮らすことをおすすめします。

厚く長い被毛に覆われているので、1日おきにブラッシングかコーミングをしてあげましょう。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com