シー・ズー

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どんなワンちゃん?
シー・ズー(Shih Tzu)は、チベット原産の犬種です。正確な呼び名は「獅子狗(シー・ズー・ゴウ)」といい、仏教の影響があった中国で最も尊ばれた動物として、「獅子」という呼び名を付けられたようです。

このワンちゃんの歴史は?
シー・ズーは中国と関係の深い犬ですが、その起源は17世紀初めのチベットに遡ります。当時この犬種は、神聖な犬として高い地位を得ていました。明朝の時代には、シー・ズーは家の中で暮らす愛玩犬として好まれ、皇族に大変尊ばれていました。

今日広く知られているような独特の発展をとげたのは、慈禧太后(西太后(1861-1908)の時代といわれています。ペキニーズ(Pekingese)とラサ・アプソ(Lhasa Apso)の交配によって誕生したといわれています。

イギリスが北京の紫禁城を占領した際に、ほとんどのシー・ズーは殺されてしまったため、この犬種の発展は大きく後退することになります。

1930年代の初めにイギリスに輸入されました。

ラサ・アプソとシー・ズーはひとつの犬種として扱われていましたが、1934年、ようやく異なる犬種として分けられることになり、より小柄で、頭部の幅が広く、鼻口部がより短い犬を、原産地である中国での呼び方をそのまま採用して、シー・ズーと名付けられることになりました。

1952年、シー・ズーの特徴をいくつか改良するために、一度だけペキニーズとの交配が認可されましたが、その後は二度とこのような掛け合わせが認められることはありませんでした。

アメリカでは、1960年代になるとシー・ズーに大変な人気が集まり、1969年にはAKCが犬種として認めることになります。その後もシー・ズーの人気は上り続け、現在ではもっとも人気のあるトイ・グループの犬種のひとつとなっています。

このワンちゃんの特徴は?
体高より体長がわずかに長い、頑丈でコンパクトな体型をしており、その体全体が豊富な被毛で覆われています。もともとチベット高原原産の犬など寒冷地の犬を先祖に持つだけに下毛が密生しています。四肢の毛はモコモコで防寒ブーツのようです。

毛色は日本では茶、或いは黒と白との2色の個体が多いですが、どんな毛色も認められています。額部および尾部先端に白が入った個体が珍重される傾向にあります。

大きな瞳とあちこちに跳ねた鼻の周りの毛が特徴で、よく菊の花と形容されます。

このワンちゃんの飼育方法は?
シー・ズーは、勇敢で活発な性質と、穏やかで静かな性質とを併せ持っています。陽気に振る舞い、遊んだり飛び跳ねたりすることが大好きなので、ひざに乗せてかわいがる愛玩犬としても、一緒に遊ぶ活発な伴侶犬としても理想的な犬種といえます。

家族を深く愛し、子供との接し方も上手です。小柄な外観とは対照的に、驚くほどタフで頑強な犬です。

しかしプライドが高く繊細、かつ頑固な性格のため根気よく躾けることが必要です。ストレスの度が過ぎると、神経質で、やたら無駄吠えが多く、すぐに噛み付いてくる犬になりかねないところもありますから、うまくコントロールしてあげることが大切です。

シー・ズーは小柄な犬ですが、毎日の運動は欠かせません。ただし、体が小さいので、室内で活発なゲームをしたり、短めの散歩をする程度で必要な運動量はこなせます。

この犬種は、高温多湿の地域で過ごすのが苦手です。また、屋外での飼育にはあまり向いていません。

毛が抜けにくいので飼いやすい犬種ですが、毛の量が豊富なので、1日おきにブラッシングかコーミングをしてあげましょう。また、子犬の頃からグルーミングに慣れさせておくことが大切です。家庭での愛玩犬としてのみ飼育する場合は、バリカンやはさみなどで毛を刈ってあげてもいいでしょう。皮膚もかなり弱く、脂漏体質の子も多いので、皮膚病にならないように体質に合った良質の食べ物とシャンプーは早いうちに見つけておくことが大切です。

大きな眼球は傷つきやすく、白内障の原因となりやすいです。日ごろより目の状態に注意し、被毛が眼球を傷つけないようフェイスカットをまめにしたり、逆睫抜去などのケアをしましょう。

また、呼吸器疾患やアレルギー性皮膚疾患に注意が必要です。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com