サルプラニナッツ

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どんなワンちゃん?
サルプラニナッツ(Sarplaninac)は、旧ユーゴスラビアのイリュリア山地原産の護蓄用犬種です。愛称は「シャル(Šar)」で、「イリリアン・シープドッグ(Illyrian Sheeepdog)」とも呼ばれていました。カルスト・シェパード(Karst Shepherd Dog)とは親せき関係にあります。 

このワンちゃんの歴史は?
サルプラニナッツは古代犬種の一つで、少なくとも紀元元年には犬種として存在していました。仔犬の頃から羊と共に育てられ、護蓄犬として羊の群れの見張りを行うのに使われていました。雨の日も雪の日も野外で生活し、泥棒や狼から羊を命がけで守っていました。

優秀な護蓄犬であったため羊飼いに大切に飼育されていて、2度の世界大戦も頭数を激減させる事なく生き残ることができました。

1939年にFCI(国際畜犬連盟)によって「イリリアン・シープドッグ」の名前で公認されるまでは、カルスト・シェパード・ドッグと同一犬種とされていました。1957年には名前をサルプラニナッツに改名しています。

1970年になるまで、ユーゴスラビアの法律でサルプラニナッツの輸出が禁止されていたため国外へ出ることはありませんでしたが、1975年になるとコヨーテ対策としてアメリカとカナダに輸出されました。その後、旧ユーゴスラビアで紛争が起こり、原産地から全てのサルプラニナッツが消えてしまった時期もありました。しかし、疎開していた犬、またアメリカやカナダに輸出されていた犬によってその血が引き継がれています。

このワンちゃんの特徴は?
サルプラニナッツはがっしりとした骨太の丈夫な体格をしています。垂れ耳にふさふさした垂れ尾を持ちます。

被毛は厚い二重構造のロングコートで、雨や雪にも耐えられます。毛色はウルフ、ブロンズ、グレーなどがあります。

このワンちゃんの飼育方法は?
サルプラニナッツは普段は物静かで忠実だが、守るべきものに危機が迫ると勇敢に立ち向かいます。ペットとして飼育する際はその面が裏目に出ないようにしっかりとしつけを行う必要があります。

飼い主の役に立つことに喜びを感じるタイプの犬種なので、ただの愛玩ペットとして飼育するには向いていません。何か役割を与えてあげると良いでしょう。

室内飼いは少し難しく、室外での飼育が基本です。もし室内で飼育したいのであればゆったりとした広いスペースを確保する必要があります。運動量はかなり多いため、たっぷりと散歩させましょう。ただし、仔犬の頃は腰などの骨が固まるまで激しい運動を避けるべきです。

このワンちゃんの基本情報は?

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Posted by Dog-ZooCan.Com