サモエド

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どんなワンちゃん?
サモエド(Samoyed)は、ロシアのシベリア原産のスピッツ犬種です。「シベリアン・スピッツ」と呼ばれることもあります。シベリアでサモエド族と生活を共にしてきた地犬です。

このワンちゃんの歴史は?
ツンドラ地帯の中央シベリア地方で狩猟と漁業で暮らしていたサモエド族の生活の中で、トナカイの番や狩猟、犬ゾリ引きなど、いろいろな場面で活躍する犬がいました。彼らはトナカイの群れを食料の糧として放牧し、トナカイたちが常に新鮮な草を食べられるように、絶えず移動しなければなりませんでした。彼らの犬は、長い間サモエド族の欠かせないパートナーとして生活していたため、民族の名をとってサモエドと呼ばれます。サモエドは人とともに屋内で眠ることもあり、暖房代わりとしても用いられていたともいわれています。

サモエドは、ポメラニアン、スピッツ、アラスカン・マラミュートと同じ祖先をもつと考えられています。サモエドは純粋種として飼育されて来たきわめて原始犬に近い犬で、オオカミやキツネの血が混入しない原始犬に近い稀少な犬種とされています。

サモエドは体格のわりに食事量が少なく、その特性から極地探検にしばしば起用され、スコットやアムンゼンの極地踏破時にも起用されました。

サモエドの極地での活動は献身的で、過酷な条件下で自分の体重の2倍近い荷物を連日引き続けました。

極地探検の成功が報じられるごとに数々の探検家達によってサモエドは世界に紹介され、美しい被毛と黒く輝く瞳、バランスのとれたボディが人気を博しました。

19世紀後半、探検家スコットがサモエドをイギリスに連れ帰った時から、英国人繁殖家によって本格的な改良が加えられます。当初存在した黒やタンの被毛色をふるい落とし、結果的に白色が主流となりました。

また、サモエドタイプの犬が、小型化され、キースホンドになったと言われています。

その人気は第二次世界大戦以降も衰えることなく上昇し続けました。日本ではこの小型版のスピッツが昭和30年頃大流行しました。

このワンちゃんの特徴は?
サモエドは典型的なスピッツ犬種の体形をしています。そして極寒に耐え得る皮下脂肪と豊富な体毛を備えています。

体高より体長がやや長い体型は筋肉質で骨量に富んでいますが、たいへんコンパクトです。しっかりと立ち上がったやや短い耳、適度な長さの鼻筋です。

口角を上げ、あたかもほほ笑むような表情は「サモエド・スマイル」と呼ばれ親しまれています。

厚い被毛は、よく立った上毛とやわらかく密生した下毛のダブルコートで、耐寒性に優れています。毛色は、純白、白、ビスケット、クリームなどがあります。極地の動物はクマやキツネなどに見られるように、被毛色が白くなる事が知られていますが、サモエドの被毛、特に毛の先端は氷のように純白に輝き、光を反射するのが特徴となっています。

サモエドは1民族と密接に関係しながら長年生活して来た歴史を持つため、独特の気質を持ちます。適度な警戒心は持つものの、本来攻撃的ではなく、知的で穏やかな性格の犬種で、この犬種の評価には他犬種には見られない「知性」や「心」「笑み」と言う言葉が多用されます。過酷な生活環境では、サモエド族と互いに信頼し、互いに頼る関係が維持されなければならなかったため、人と心を通わす犬として発展してきたと考えられます。

優れた耐寒性と激しい作業に耐えうる強靭な体力・持久力を持ちます。動きは機敏です。また、体格の割に粗食です。

このワンちゃんの飼育方法は?
温和で、遊び好きなサモエドは、小さな子供や高齢者たちの理想的な伴侶になれる犬種です。見知らぬ人や他のペット、他の犬とも仲よくやっていけるでしょう。

飼い主の指示に従順に従います。なかには家畜の群れをコントロールするように、複数の子供たちを管理したり集めたりしたがる犬もいます。

活発なサモエドには、長めの散歩かジョギング、または十分な時間をとって遊ばせるなど、毎日の運量が必要です。頭がいいので、肉体的にも精神的にも刺激になる運動をさせることが必要です。また、荷物を引いたり、家畜の世話をしたりすることも好みます。

家の中では落ち着いていてもの静かですが、運動を怠ると、地面を掘ったりむだ吠えをしたりする傾向があります。

寒い気候の地域でも十分屋外で過ごさせることができますが、家族と一緒に室内で過ごさせる方がよいでしょう。

分厚い被毛には、1週間に2~3回はブラッシングをしてあげてください。また、毎日むだ毛を取り除いてあげることも大切です。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com