サウス・ロシアン・シェパード・ドッグ

動画

どんなワンちゃん?
サウス・ロシアン・シェパード・ドッグ(South Russian Shepherd Dog)は、ロシア原産の護畜犬種です。別名は「サウス・ロシアン・オフチャルカ」、「オフチャルカ・デ・ルシエ・メリディアナーレ」などです。

軍用犬としても活躍することもある骨太で大柄な犬種です。主に放牧されている羊をオオカミや泥棒から守る仕事をし、ロシアやウクライナでは広く飼育されています。

このワンちゃんの歴史は?
サウス・ロシアン・シェパード・ドッグは18世紀末、ウクライナでは羊の放牧が盛んでした。牧羊犬として小型の犬種が採用されていましたが、小柄であるためオオカミなどから羊を守ることができず、羊共々オオカミに殺されてしまうこともありました。

そこで、優秀な護畜犬種を作り出すため、護畜犬として優秀なコモンドールやロシアでは攻撃的なことで悪名高いウチャック・シープドッグ、そして名も無い辺地の護畜犬種などを交配させることによってサウス・ロシアン・シェパード・ドッグが作り出されました。

サウス・ロシアン・シェパード・ドッグは、オオカミが群れで襲い掛かってきたとしても1~2頭で撃退し、銃を持った泥棒に対しても命がけで勇敢に戦います。

第二次世界大戦が起こった際は軍用犬として使われ、伝令犬としてメッセージを運ぶ活躍ぶりを見せました。

また、1970年代にも食料不足が影響して、一時期その数を減らしました。

ロシアで最初のFCI(国際畜犬連盟)の公認犬種となった現在、ロシアやウクライナでは人気のある犬種で、モスクワ周辺でブリーダーが増えています。しかし、それ以外の地域ではあまり飼育されていません。

このワンちゃんの特徴は?
サウス・ロシアン・シェパード・ドッグは筋肉隆々で骨太でがっしりした体つきをしていて、力が強い犬種です。頭部は大きく、マズルは短めで太く、アゴの力も強靭です。耳は垂れ耳で、尾はふさふさした垂れ尾です。脚は長く太くなっています。

被毛は、柔らかく長いシャギーコート(むく毛)で、やや粗いオーバーコートと分厚く密生するアンダーコートは、様々な気候に順応します。毛色は、ホワイトの単色か、それに少しブラックの混じったものがあります。

とても活発で忠実ですが、護畜犬種であるため防衛本能がとても高く攻撃的です。

このワンちゃんの飼育方法は?
サウス・ロシアン・シェパード・ドッグは主人や羊に危機が迫ったと感じると前触れ無く攻撃を行うため、一貫した厳しい訓練ををして育てていかなくては、成長にしたがって手に負えなくなることもあるようです。

また、人に噛み付いて怪我をさせるという事故も起きており、訓練をドッグトレーナーに任せることも推進されています。飼育上級者の元でトレーニングすることにより優秀な牧羊犬となりえますが、飼い主にリーダーシップがある事が絶対条件です。独立心が旺盛で神経質な性質を持っているため、指示に一貫性がなかったり中途半端なトレーニングを行っていると、甘えてしまい攻撃的な面が前に出てしまう恐れがあります。飼い主は常に愛情を持って厳しく接するようにしましょう。

訓練を成功させてしっかりとコミュニケーションを取れれば、優秀な番犬となります。

運動量は多く、飼育が難しいため家庭犬として飼うのは難しいでしょう。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com