サーロス・ウルフドッグ

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どんなワンちゃん?
サーロス・ウルフホンド(Saarloos Wolfhond)は、オランダ原産のウルフドッグ犬種です。「ダッチ・ウルフホンド(Duch Wolfhond)」、「ヨーロピアン・ウルフドッグ(Eurpean Wolfdog)」と呼ばれることもあります。 

このワンちゃんの歴史は?
レーンデルト・サーロスという人物は、古代犬種の非凡な能力にあこがれ、その能力を取り戻した犬種の誕生を目指して、1920年代にこの犬種の作出を始めました。そして、反射神経と運動力の優れたオオカミと、ジャーマン・シェパード・ドッグ(German Shepherd Dog)を交配させることにより、誕生したのがサーロス・ウルフホンドです。

きちんとした訓練を行うことにより、警察犬や盲導犬として使うことができるということが分かりましたが、訓練に腕のあるドッグトレーナーが必要なため、実用化されることはありませんでした。

しかし、容姿が良く身体能力も高いため人気を呼び、現在では世界中のウルフドッグ犬種の中で人気のある犬種となっています。主にショードッグやペット、ドッグスポーツの分野で活躍しています。1975年にはFCI(国際畜犬連盟)に公認されました。

このワンちゃんの特徴は?
サーロス・ウルフホンドはオオカミとイヌの中間の姿をし、オオカミの特性を多く引き継いでいます。

引き締まったボディは柔軟性があり、オオカミのような精悍な顔立ちをしていて、立ち耳、ふさふさした垂れ尾です。

被毛はショートコートで、毛色はウルフ系です。

作出後の能力のテストでは、反射神経や持続力、運動神経が非常に高く、視覚・嗅覚も鋭いことが判明しました。その一方で、ウルフドッグ特有の内向性や用心深さ、訓練の難しさを持っていたため(注:これは全てのウルフドッグ犬種に現れる問題で、本種だけのクセではない)、牧羊犬や牧畜犬への使役には向かず、遠吠え以外で吠えることを嫌うため番犬にも向いていませんでした。近年では、以前に比べると随分トレーニングしやすく改良されています。

また、通常イエイヌの繁殖期は年に2~3回ですが、サーロス・ウルフホンドなどのウルフドッグ犬種や原始的な古代犬種などは年に1度しかありません。ただし、サーロス・ウルフドッグは通常一腹で5~15頭の仔犬を産みます。

このワンちゃんの飼育方法は?
サーロス・ウルフホンドは内向的で警戒心が強いですが、主人や家族に対しては愛情深く、忠実で非常に優しい気質です。

主従関係を確立することが必要ですが、訓練しにくい犬種であるため、一貫した厳しいトレーニングが必要です。それはリーダーシップの無い初心者では難しいでしょう。訓練を行わなければ主従関係が逆転し大変な事態を招く恐れがあります。

人に慣れ、従順さを引き出せれば、優秀な家庭犬になります。遠吠え以外にはめったに吠えず、遺伝的疾患もほとんどありません。

ストレスを溜め込まないように毎日長時間の散歩をさせるようにすれば、都会生活にも適応します。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com