ゴールデン・レトリーバー

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どんなワンちゃん?
ゴールデン・レトリーバー(Golden Retriever)は、イギリス原産の大型犬です。

このワンちゃんの歴史は?
ゴールデン・レトリーバーは19世紀初め、イングランドとスコットランドではスポーツとしての猟が大流行しました。そのスポーツ猟では、セッター、ポインター、リトリーバーなどの犬種がそれぞれ専門の役割を果たし、リトリーバー犬種は仕留められた獲物の回収に徹しました。

19世紀半ば、水鳥猟の際に、水辺に落ちた鳥を回収する犬の需要が高まりました。回収犬は、何時間も続く猟場での活動に我慢強く絶え、猟を邪魔せず主人に忠実に従い、冷たい水の中にも勇敢に飛び込み、力強く泳いで獲物を回収する能力が理想とされました。

そこで、スコットランドのトィードマウス卿は、ウェーブのかかった黄色い被毛に覆われたレトリーバーであるヌース(小型のニューファンドランド犬と、猟師たちに使われていた初期のラブラドールを祖先とする)を、ツイード・ウォーター・スパニエル(カーリーな被毛が特徴の、当時人気の高かった茶褐色のレトリーバー犬)を掛け合わせました。この交配の結果、4頭の子犬が生まれます。どの犬も高原での鳥狩猟に役に立つ素晴らしい素質を持ち合わせていましたが、そのうちの1頭をもとに、黒いレトリーバーやツイード・スパニエル、セッターやブラッドハウンドと慎重に交配させました。

こうして誕生した犬種は、1912年には独立した犬種として、イエロー・レトリーバーまたはゴールデン・レトリーバーとして承認されることになりました。

ゴールデン・レトリーバーは狩猟能力が非常に高かったので、基礎となる犬と慎重に交配されて、その能力にますます磨きがかかった犬種へと改良されていきました。その後、家庭犬やショードッグ、服従競技に優れた犬種として人気が高まっていきました。

現在、世界に分布するゴールデン・レトリーバーの多くは家庭犬です。メリカでは最も人気の高い犬種のひとつに数えられ、日本でも家庭犬として飼育されています。

また、従順温和な気質や優れた嗅覚が評価され、盲導犬や麻薬探査犬としても活躍しています。

このワンちゃんの特徴は?
ゴールデン・レトリーバーは均整の取れた体付きで、頭部は割合に大きくなっています。一般にイギリスタイプと言われているものはややずんぐりし、アメリカタイプと言われるものはやや細身です。耳は頬に沿って垂れ、目はアーモンド形をしています。また、大きな野鳥を回収するための「あご」の構成が重要視され、犬種標準においてシザーズバイトと完全な歯列が要求されます。

被毛はダブルコートで、短い下毛は羽毛のように柔らかく、長い上毛は弾力性があります。下毛は防水性が高く、気温の低い季節でも冷水内で活動することができます。また体温調整の役目も担い、気温が上昇すると抜け落ち、低下すると再び生えます。毛色は、明るいクリーム色から暗い赤金色まで多彩な毛色を持ちます。飾り毛は他の部分より明るい色で長く、ボディ前部、胸腹部、四肢後部及び尾下部を覆っています。

服従競技では成績の優秀な犬種として有名です。回収犬であることから、口にくわえて何かを運んだり、何かを取ってくるような競技やゲームを得意とします。

このワンちゃんの飼育方法は?
ゴールデン・レトリーバーは、回収犬としてより伴侶犬として広く知られている犬種です。飼い主に忠誠を尽くし、気性はとても穏やかで、むだ吠えはほとんどありません。

屋外で過ごさせることはできますが、人間とのつながりを必要とする社交的な犬なので、家の中で家族と一緒に暮らすのが一番です。

2歳までは、遊びに熱中すると大騒ぎして室内の建具や家具は、破壊されてしまうこともありますが、3歳を過ぎる頃から、しだいに落ち着いてきます。

体を動かすことが大好きで、活動的な性格と、パワフルな体力を持っていることを十分把握した上で共に暮らさないと、問題行動を起こす犬になりかねません。毎日、運動をしっかりとさせることが大切です。活動的なゲームをして一緒に遊んだり、何かを取りに行かせたりといった運動をさせると、肉体的にも精神的にも健康が維持できます。

また、何に対しても好奇心旺盛なので、訓練中に他のことに気が散ったりする傾向があります。それでも、何かを学ぶことは大好きなので、自分から進んで学習してくれるでしょう。

被毛はあまりもつれたりしませんが、1週間に2回くらいはブラッシングしてあげましょう。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com