ゴードン・セター

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どんなワンちゃん?
ゴードン・セター(Gordon Setter)は、イギリスのスコットランド原産のセッター犬種のです。スコットランド原産の犬種の中で唯一の鳥猟犬です。

このワンちゃんの歴史は?
ゴードン・セターは18世紀後半にスコットランドの城主ゴードン公爵が作出しました。スコティッシュ・セター(Scottish Setter)が元になっているといわれています。岩だらけの土地で悪天候でも長時間の猟ができる、力の強いセッターを目指して作出されました。

もとはブラック・アンド・タン・セターと呼ばれていました。

この犬種はスコットランドが誇る鳥猟犬で、主にキジやヤマシギを狩るのに用いられました。ゴードン・セッターが静止すれば必ず鳥が居ると言われるほど、その仕事ぶりは正確です。猟師にとってゴードン・セッターは頼りになるビジネス・パートナーになっていきました。

猟の際、ゴードン・セターは一頭で主人につき、嗅覚で獲物を捜索します。獲物を発見するとその方向を向き、体を地面に落として伏せをするセッティングというポーズをとります。セッティングを確認した主人はそれをもとに投網を行い鳥を狩ります。

ゴードン・セッターはつややかで美しいブラック・アンド・タンの毛色がトレードマークですが、もともとはこの色以外にも毛色が存在していました。毛色の中で特に人気があったのがブラックの単色とブラック・アンド・タンでした。これらは美しさではなく、闇や草陰に溶け込んで獲物に気づかれにくかったことから好まれて繁殖されていました。

こののちショードッグとして使われるようになると見栄えが良く、且つ高貴で美しいと評価されたブラック・アンド・タンの毛色のものがメインとして繁殖されるようになりました。

1800年代中半から後半にかけてその人気は絶頂に達し、1900年代以降は人気に翳りが出始めます。

現在も絶頂期のような爆発的な人気は無いものの、スコットランド以外でも人気があり、日本でも少数だがブリーディングと販売が行われています。現在全世界で飼育されているゴードン・セッターの9割はペットやショードッグとして飼育されていて、セッターとして使われているものは稀です。

このワンちゃんの特徴は?
セッター犬種のなかで最も大きい(体重が重い)とされるゴードン・セターは、筋肉質で無駄のない体を持ちます。脚は長くて力強く、足場の悪い場所でも駆け回ることができます。マズルの長さは普通で太く、上唇は少し垂れています。耳は垂れ耳で、尾はサーベル形の垂れ尾です。耳、尾、胸部、臀部などには飾り毛があります。

似た特徴を持つイングリッシュ・セターと比べ、ゴードン・セターは口吻が太く、唇が垂れ下がっていません。

被毛はつややかで美しく、他のセッターよりもやや厚いので防寒性にも優れています。直毛か、またはウェーブがかかっています。毛色はブラック・アンド・タンです。ごく稀に単色ブラックのものもいます。

ゴードン・セッターは忍耐強く、興奮する事が少ない犬種で「最も過酷な使命に耐える犬」と評されるほどです。瞬発力にはやや欠けますが、力強さや耐久力は優れ、どんな環境下でも、長時間動き回って狩猟できる頑丈さがあります。また、嗅覚によって獲物を見つけると、その場所に座って主人(猟師)の到着を待つことができます。

ゴードン・セッターの鳥猟センスは天性のもので、ショードッグや家庭犬となったゴードン・セッターでも、直ちに実猟で通用すると言われます。

このワンちゃんの飼育方法は?
ゴードン・セターは賢く、状況判断力も高いので、初心者でもしつけ易いできる犬種です。一度信じた主人にとことんついていく、愛情深い犬種です。活発で好奇心に満ちています。

温暖な気候の地域であれば屋外で飼うこともできますが、飼い主と一緒に過ごす時間をたっぷり与え、屋外と室内で過ごす時間のバランスをうまく配分してあげるのが理想的です。

ゴードン・セッターは優れた猟犬種なので、一日中走り回って狩りをしても疲れないだけのエネルギーを持ち合わせています。そのため毎日それなりの量の運動をしてエネルギーを発散させないとストレスがたまってしまいます。

被毛は、2~3日に一回はブラッシングとコーミングをしてあげましょう。さらにバリカンやはさみでむだ毛を刈ることで、被毛の美しさを最大限を引き出すことができます。

かかりやすい病気は大型犬にはありがちな股関節形成不全や内分泌系疾患などです。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com