ケリー・ブルー・テリア

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どんなワンちゃん?
ケリー・ブルー・テリア(Kerry Blue Terrier)は、アイルランド原産のテリア犬種です。ケリー州で多く飼育されていた事にちなんでこの犬種名となりました。アイルランドの国犬です。

このワンちゃんの歴史は?
ケリー・ブルー・テリアの正確な起源は不明ですが、少なくとも18世紀ごろには犬種として存在し、ブラック・タンのテリアにグレーのアイリッシュ・ウルフ・ハウンド(Irish wolfhound)を交配し、さらにソフトコーテッド・ウィートン・ テリア(Irish Soft-Coated Wheaten Terrier)やベドリントン・テリア(Bedlington Terrier)を配して独特の毛質を固定したものと考えられています。

ケリー・ブルー・テリアは、家畜を荒らす害獣や小動物、さらに鳥までしとめる狩猟犬として、また水陸両用の回収犬として、さらに羊や牛の群れを管理する牧畜犬としてと、多方面に渡って活躍していました。

ケリー・ブルー・テリアが最初に人々の注目を集めたのは、この地方にあるケリー郡でのドッグ・ショーでした。1920年代にイギリスとアメリカのドッグ・ショーに参加したことがあったようですが、多方面で才能に溢れた犬種であるにもかかわらず、長い間アイルランド以外にはまったく知られることがありませんでした。

グルーミングが徐々に定着するようになると、美しいブルーのコートが人目を引き、ショードッグとして確かな人気を得ることになります。

しかし気性の激しさ(いわゆるテリア・キャラクター)が特に強かったことなどが不評を買った他、第二次世界大戦が勃発したことによりその数は大幅に減少し、希少化してしまいました。戦後は性格面を含めた改良が行われ、少しずつ人気を取り戻しつつあります。

アイルランドではごく普通の犬種ですが、原産国外で飼育されているものはあまり多くありません。

ショードッグでの活躍の他にも、あらゆる仕事をこなせる万能犬として、警備犬として活躍したり、地下犯罪組織を追跡したりといった任務をこなしてもいました。しかし、こうした華々しい能力があるにももかかわらず、現在は普通の家庭犬として穏やかな人気を集めています。

このワンちゃんの特徴は?
ケリー・ブルー・テリアはがっしりした体型で背中が短く、足が長く、すばらしい骨格と筋肉を持ち合わせています。瞳の色は琥珀色です。耳は半垂れ耳、尾は先の曲がった垂れ尾です。

被毛はテリア犬種には珍しいシングルコートです。全身をカールした羊毛状のコートが覆っています。毛色はその名の通りブルーに限定されます。ちなみに、生まれた時には真っ黒な被毛をしていますが、生後9カ月から2歳までの間にこの犬種特有のブルーへと変わっていきます。

このコートはアイルランドのクラブではトリミングを禁止しているのに対し、 イングランドのクラブはトリミングを義務付けています。トリミングは、特有のクリップによって施され、口髭(若しくは口髭と眉毛)を長く残し、体全体を少し短めにカットします。

ケリー・ブルー・テリアは、多方面に渡って能力を発揮します。狩猟犬としては、地中でも地上でも害獣を駆除することができ、回収犬としても優れた能力を持っています。また警備犬、牧畜犬、番犬としても活躍する万能犬です。

このワンちゃんの飼育方法は?
この犬種は家族に対しては友好的で従順ですが、知らない人に対しては、自分の家族を守ろうと防衛本能が働き、番犬としても優秀です。しかし、主人の仲間だとわかるととたんに愛想がよくなります。

テリア犬種であるため特有の気の荒さ、「テリア・キャラクター」を持ち、特に他の犬や小動物には攻撃的になる傾向があります。なかには吠え癖を持った犬もいます。

この犬種には、かなりの運動が必要です。リードを付けて長めの散歩をさせたり、活発に運動できるゲームを組み合わせて遊んであげましょう。足場のよい安全なところで走ったり、何かを追いかけて狩りをしたり、探検をしたり地面を掘ったりと、とにかく動き回るのが大好きです。外では活発ですが、家の中では大変行儀よく振舞えます。

基本的にはとても利口で独立心が強く、時々頑固な面を見せたりするのもこの犬種ならではの特徴です。

温暖な地域では外で飼育することもできますが、室内と外を自由に行ったり来たりできる環境が理想的です。

被毛は、1週間に2回くらいはコーミングをし、さらに、毎月1回程度はさみを使ってトリミングをします。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com