グレーハウンド

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どんなワンちゃん?
グレーハウンド(Greyhound)とは、イギリスのイングランド原産のサイトハウンド(視覚猟犬)です。足の速さで名高い犬種で、狩猟のほか、ドッグレースでも活躍しています。

このワンちゃんの歴史は?
グレーハウンドの歴史は古く、その祖先は紀元前5000年以前から存在していたエジプトの古代犬種、チズムまでさかのぼることができると言われています。チズムは古代エジプト、ギリシャ、そしてローマの時代から、壁画や絵画に描かれてきた立ち耳の犬種です。ウサギなど様々な動物の狩猟に使われていました。

グレーハウンドという名前は、ラテン語で『ギリシャ』を意味する「グライウス」に由来しているとも、『上級』を意味する「グラディウス」に由来しているとも、また毛色の『グレー(灰色)』に由来しているともいわれています。

サクソン族が北ドイツからイングランドに移住してきた5世紀頃、グレーハウンドはイギリスで高い評価を確立していました。庶民の間では、食料となる野生動物を狩ることで大切にされ、貴族の間では娯楽としての狩りができるということで珍重されていたのです。

1014年に狩猟用森林地に関する法律が制定され、王族が所有する猟地の近辺でグレーハウンドを飼うことができるのは貴族階級のみとされました。

この法律は400年もの間存在し続けたため、無効になった後もグレーハウンドはなかなか庶民の間には広まりませんでした。

16世紀にイギリスでウサギを追う競技が始まり、グレーハウンドが使用されて以降はドッグレースに欠くことのできない犬種となって行きます。

同じ頃、グレーハウンドはスペイン人探検家の手によりマスティフとともにアメリカ大陸に渡ります。アメリカでは機械仕掛けのおとりが発明され、グレーハウンドによるドッグレースがますます盛んになりました。

しかし、レースに使われる犬の待遇の悪さなどから動物虐待であると指摘され、現在はあまり頻繁には行われていません。

このドッグレース人気により、グレーハウンドの瞬発力を向上させるための交配が繰り広げられました。その結果、グレーハウンドは世界でもっとも足が速く、瞬発力のある犬となったのです。これと同時期にグレーハウンドはショーにも出されるようになり、競技用とショー用とに種類が分けられるようになりました。ただし、この二つのタイプが交配されることはほとんどありませんでした。

2度の世界大戦、および革命や市民の暴動などが起きた際には数多くのグレーハウンドが市民によって虐殺されました。他の貴族用犬種も虐殺されましたが、グレーハウンドに対する圧力は酷い方であり、人気犬種から一気に絶滅寸前に陥った事もありました。

しかし他国に疎開した犬や愛好家の手により復活し、現在でもウサギ狩りやショードッグ、ペットなどとして世界中で人気の犬種である。

このワンちゃんの特徴は?
グレーハウンドはマズル、首、胴、脚、尾が長く、細身で流線型のボディを持ちます。折れ耳(ローズ耳)と、サーベル形の垂れ尾を持ちます。

被毛はなめらかなスムースコートです。毛色はほとんど制限がありません。

足がとても速く、時速60km以上のスピードを誇り、その歩幅は5.4mに達すると言われています。

性格は好奇心が高く遊び好きであり温和で忠実です。

このワンちゃんの飼育方法は?
グレーハウンドは外では活発な犬ですが、家の中ではいつもソファーに座ってばかりといった一面を持っています。基本的にはもの静かで落ち着きがあり、とてもマナーのよい犬です。

他の犬との相性はよいのですが、他の動物とは小さい頃から一緒に育っていない限り、うまくやっていくことは難しいでしょう。小動物を追いかける習性があります。

見知らぬ人には距離を置き、たまに神経質で臆病な面をのぞかせたりもします。独立心が旺盛でなんでも自分で決定する傾向がありますが、飼い主を喜ばせることにも喜びを感じる忠実な犬種です。

グレーハウンドには毎日運動させることが必要です。毎日走り回ったり、長めの散歩などをさせるのがよいでしょう。この犬種は長距離というよりも短距離向きです。外で走ったり何かを追いかけたりすること好むので、自由に走れる安全な場所で遊ばせてあげます。

寒さとストレスにとても弱いため、基本的に屋内で飼育するのがよいでしょう。家の中でゆっくりくつろぐことが大好きなので、暖かく柔らかい寝床を用意してあげてください。

臭いは少ない犬種です。

被毛の手入れとしては、時々ブラッシングをしてむだな毛を取り除くぐらいで十分です。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com