グリーンランド・ドッグ

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どんなワンちゃん?
グリーンランド・ドッグ(Greenland Dog)は、グリーンランド原産の犬種です。寒さの厳しいなか、エスキモーの人々の生活には欠かせないパートナーとして、犬ぞりや狩猟で活躍してきました。

グリーンランドに初めて上陸したヨーロッパ人のバイキングやアメリカ、カナダの探検隊などが、外国産の犬を連れて上陸したため、グリーンランドの犬との雑種化が進みましたが、グリーンランド・ドッグはその危機を免れています。

このワンちゃんの歴史は?
グリーンランド・ドッグは人と共にグリーンランドに渡り、5000年ほど前から存在していた古代犬種です。そりを引いたり狩猟に使われ、太古の昔から先住民と生活を共にしてきました。

外国産の犬がヨーロッパ人などによって持ち込まれるようになると、グリーンランドの犬との雑種化が進みました。

そして1860~70年代には外来の犬が媒介した伝染病が広まり、グリーンランド原産の犬種は壊滅的なダメージを受けます。特に本種の兄弟種であったウエスト・グリーンランド・ドッグは頭数の減少が深刻で、絶滅してしまいました。しかしグリーンランド・ドッグは何とか生き残り、唯一のグリーンランド原産の固有種となりました。

グリーンランド・ドッグは現在は原産地外でもペットとして飼育されている他、極めて体が丈夫なため、そり犬としても人気があります。名高い冒険家にも好んで使われ、日本人の植村直己もグリーンランド・ドッグと活動をともにしました。

このワンちゃんの特徴は?
グリーンランド・ドッグはスピッツタイプの犬種で、骨太で筋肉質の体型をしています。立ち耳、ふさふさした垂れ尾です。

体を覆う被毛は、零下50度の極寒の中でも生き抜ける分厚く長めのダブルコートです。毛色はブラック・アンド・タンやブラック・アンド・ホワイトなどです。

力は強く、持久力も高いです。常に過酷な環境で生活してきたので、忍耐力に優れており粗食でも耐えうる気力・体力があります。

この犬の性格は誰に対しても非常に友好的で、番犬としては全く働けないほどですが、自分がリーダーとして認めない人の命令は受け付けません。

このワンちゃんの飼育方法は?
グリーンランド・ドッグはとても友好的で、飼い主やその家族だけでなく見知らぬ人に対しても懐きます。番犬としての活躍は難しいですが、主従関係をしっかりと示しておけば、家庭犬として飼育する事もできます。多頭飼いにも向きます。

体力は多いので、沢山の運動が必要です。基本的には屋外での飼育が適しており運動量が豊富なため、マンションなどの集合住宅をはじめ、都会での飼育は無理だと思ったほうがよいでしょう。リードなどをつけずに、思う存分走り回れるような環境が理想的です。

寒さには極端に強いが、熱さにはかなり弱いので、温かい地域で飼育する場合は夏期に扇風機やクーラーをつけて涼しくしてやる必要があります。

換毛期には下毛と上毛の手入れが必要になります。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com