キースホンド

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どんなワンちゃん?
キースホンド(Keeshond)は、オランダ原産の犬種です。狼のような毛色と、2層のふくよかな毛並みを持つことから「ウルフ・スピッツ(Wolf Spitz)」とも呼ばれます。ジャーマン・ウルフスピッツ(German Wolfspitz)とは別の犬種です。

犬種名の由来は、オランダ語のケーゼン「咬む」に由来するという説と、フランス革命当時の愛国党党首ケース・ド・ギズラーの名に由来するという説の2説があります。

このワンちゃんの歴史は?
キースホンドについての正確な起源は記録されていませんが、おそらくスカンジナビア半島のスピッツ系の北方犬に属する犬種ではないかと考えられています。18世紀には、オランダで、伴侶犬や番犬として人々から親しまれてきたとされています。

この犬種は当時、ライン川を航行する小さな船の番犬として活躍していたことから、航用犬として知られていました。

この犬種は、フランス革命(1789年~)に先行して起こっていたオランダの政治的な混乱に巻き込まれてしまいます。

当時、愛国党のリーダーだったケース・ド・ギズラーという人物が、自分と同じ名前の「ケース」という航用犬を飼っていました。その後、リーダーの犬ということで、この犬は当時の時事風刺漫画のキャラクターとして登場し、この犬種全体が愛国者のシンボルとして描かれるようになりました。しかし、内戦で愛国党が負け国王派が政権をとると、この犬種を飼っていた愛国党の人々は、国王派に対する敵対者と見られるのを恐れ、この犬たちを処分し始めました。さらに悪いことに、ライン川で航行していた小さな船が大型化していったため、小さな体の航行犬はお役ごめんとなってしまいました。

それにもかかわらず、何人かの船乗りや農家の人々の努力によって、この犬種はほとんど変化しないまま、ひっそりと生き延びていきます。そして1920年、バン・ハルデンブルック男爵夫人がこの生き残っていた犬たちを救うための運動を始めました。彼女が仲間たちとともに精力的に活動したおかげで、1925年、この犬種はイギリスに渡って「キースホンド」という名前で認定されることになり、1930年にはイギリスの後を追う形でAKCにも認定されることになりました。

その後、キースホンドは原産国オランダでも人気を回復し、現在ではオランダの国犬とされています。

このワンちゃんの特徴は?
キースホンドは、横から見ると正方形に近い胴体を持っています。スピッツ犬種の特徴である立ち耳や背負うような尾、狐のような頭部を有します。

美しい被毛が特徴的で、体の表面から直立するように生えた硬い上毛、厚い綿毛のような豊富な下毛によって、寒さや湿気からしっかりと体を守っています。特に頸のまわりのたてがみのようなカラー(ラフ)や背上に堂々と保持した豊富な被毛で覆われた尾は印象的です。

毛色は毛の先端が黒いシルバーグレーです。マズル及び耳はダークです。目ははっきりとしたスペクタクルズ(めがね)によって囲まれています。首周りと肩のリングの色は薄くなっています。

性格は、常に注意深く、活発で主人に対しての忠誠心がたいへん強いです。

このワンちゃんの飼育方法は?
物覚えが良いので訓練しやすい犬種です。他人に対しては不信感が強く、家庭や農場の番犬に向いています。臆病でも攻撃的ではありません。

活動的な犬種なので、適度に運動をさせることが必要です。散歩や、精力的に動き回るゲームなどを取り入れてあげましょう。

温暖な地域や涼しい気候の地域では屋外で飼うこともできますが、この犬種は人と一緒にいることを好む犬なので、室内で家族とともに過ごさせた方がよいでしょう。

被毛は、1週間に1~2回はブラッシングをし、2日に1回程度はむだ毛取りをしてあげてください。

このワンちゃんの基本情報は?

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com