オールド・イングリッシュ・シープドッグ

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どんなワンちゃん?
オールド・イングリッシュ・シープドッグ(Old English Sheepdog)は、イギリス原産の大形の犬種です。その頭文字から「OES」、または「オールド」などの愛称で呼ばれ、断尾されていることから「ボブテイル(短い尾)」とも呼ばれます。

このワンちゃんの歴史は?
オールド・イングリッシュ・シープドッグはイギリス西部を発祥の地とし、ビアデッド・コリー(Bearded Collie)やサウス・ロシアン・シェパード・ドッグ(South Russian Shepherd Dog)を起源としていると考えられていますが、正確な記録がありません。一時期イギリスに生息していたオオカミから家畜を守るために、“強い犬”を目標に作り出されたのがこの犬種でした。

19世紀半ば、この犬種は家畜を集めたり移動させたりする牧畜犬や、羊を市場に連れて行く護送犬として活躍していました。鉄道の普及する前は、市場へ家畜を連れていくために、スコットランド高地からロンドンまで、家畜を誘導しながら旅をしたといわれています。当時、イギリスでは人々のために働く作業犬は免税対象となり、それを証明するために断尾する必要がありました。この習慣は近代まで受け継がれ、この犬種に「ボブテイル」というニックネームがつけられることになりました。

19世紀後半に初めてこの犬種はショーに参加し、20世紀初めには人気のあるショードッグとして注目されるようになりました。1880年代にはアメリカ合衆国に輸出され、世紀の変わり目には裕福な家庭の半分が飼っているといわれるほどになりました。1907年には毛を逆立ててふわふわにさせるグルーミング方法が編み出されたことが記録されています。

初期のオールド・イングリッシュ・シープドッグの中には茶色の被毛を持つ犬もいましたが、その後被毛の色が白とグレーに制限されました。

現在のオールド・イングリッシュ・シープドッグは初期のものとかなり類似していますが、初期の犬よりもっと密集した被毛を持っており、体格も小さいサイズとなっています。

現在では頭数自体は減りましたが、人々によく知られた犬種であることに変わりはありません。仕事をする犬というよりはペットとして、またショードッグとして人々に愛されています。

このワンちゃんの特徴は?
体は短く、コンパクトですが、がっしりしており、俊敏さと力強さを兼ね備えた犬種です。適正体重は個体によって様々ですが、雄の大きい個体は46kgほどになるものがあります。立った状態では肩より腰のほうが高くなり、側対歩(そくたいほ=前後の足を同時に出す)と呼ばれる熊のような歩き方をします。

耳は垂れています。断尾が違法でない地域ではほとんどが断尾され、後部がパンダのようになります。断尾されていない場合は尻尾は長く垂れ下がったままです。稀に生まれながらに切る必要のない長さの尾を持つ個体も生まれます。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは、グレーと白の長くからまった厚手の被毛が特徴的です。

二重の被毛で、下毛には耐水性があります。上毛はまっすぐでもなく、それほど巻き毛というほどでもない粗い毛質になっています。毛色は薄い灰色から濃い灰色、青みがかった灰色のグラデーションが見られます。子犬は白黒の毛色であり、黒い毛は子犬の頃だけ見られます。成長するにつれて銀色や灰色のぼさぼさした毛に生え変わるのです。

また、独特な響きの吠え声を持っています。

このワンちゃんの飼育方法は?
社交的なオールド・イングリッシュ・シープドッグは陽気で優しい雰囲気を持った犬種です。とてもマナーがよく、どこかおどけたしぐさで飼い主を楽しませてくれます。

人間との関係を好み、家族に対していつも献身的に尽くそうと努力します。家族の中に子供がいれば、保護者のように面倒を見てくれるでしょう。見知らぬ人に対しても友好的ですが、ときどき気難しい一面を見せる犬もいます。

温暖な気候の地方や涼しい地域では屋外で飼育することができますが、人との交流が必要な犬なので室内で過ごす時間を取り入れてあげることが大切です。

オールド・イングリッシュ・シープドッグは毎日適度な運動を必要とします。やや長めの散歩をさせたり、庭などでの運動を取り入れたりしましょう。特に牧畜犬だった名残から、物を集めたり、移動させたりすることを好みます。ときどきゴミやがらくたを室内に持ち込んで遊ぶことがあります。

被毛の手入れとしては、2日に1回ブラッシングとコーミングをし、被毛同士が絡まりあうのを防ぎましょう。

かかりやすい病気は股関節形成不全、遺伝子の関連性から白内障など目周辺の病気などです。

このワンちゃんの基本情報は?
キャッチコピー 毛がモワモワの人気者!
丈夫で健康な元の姿に戻る犬たち!
原産国 イギリス
大きさ 大型犬
体高 オス:56㎝以上 メス:53㎝以上
体重 それぞれ
被毛&毛色 毛は長く厚手で、毛色は、「グレー」、「グリズル」及び「ブルー」の様々な色合い。
性格 基本的には人懐こいが、短気で頑固な一面もあります。
かかりやすい病気 皮膚病 / 外耳炎 / 関節疾患 / 胃捻転 / 網膜異常形成 / 白内障
運動量 多い (自転車で60分×2) 。
お手入れ 1日に1回ブラッシングとコーミングをし、被毛同士が絡まりあうのを防ぎましょう。

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Posted by Dog-ZooCan.Com