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オーストラリアン・キャトル・ドッグ

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オーストラリアン・キャトル・ドッグ

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どんなワンちゃん?
オーストラリアン・キャトル・ドッグ(Australian Cattle Dog)は、オーストラリア原産の牧牛犬種です。別名は「ブルー・ヒーラー(Blue Heeler)」、「クイーンズランド・ヒーラー(Queensland Heeler)」、「オーストラリアン・ヒーラー(Austrarian Heeler)」です。なお、オーストラリアン・スタンピーテイル・キャトル・ドッグ(Aralian Stumpy-tail Cattle Dog)は本種の短尾種で、個別にFCIに公認登録されています。

オーストラリアン・キャトル・ドッグの中で現在最も著名なのは、ギネスワールドレコーズ公認の世界最高齢記録を持つ犬、「ブルーイー(Bluey)」(1910年6月7日~1939年11月14日)です。ブルーイーは老衰により天寿を全うし、年齢は29歳5ヵ月でした。

このワンちゃんの歴史は?
オーストラリアン・キャトル・ドッグは1800年代始め頃、牧畜業の中心をイギリスからオーストラリアに移そうと、オーストラリアでは、広大な土地を牧畜に利用し始める動きが起こっていました。

牧畜が進むと、思いがけない問題が起こりました。牧用地がかなり広範囲に拡大されると、牛が半野生化し荒っぽくなってしまったのです。さらにオーストラリアでは牛の出荷に際して極めて遠距離の牛の誘導が必要でした。このため、ヨーロッパの伝統的な牧畜の手法を身につけた牧畜犬では歯がたちませんでした。代わりに求められたのは、暑い気候のなか、荒れた土地でも長い時間移動し続けることができる犬、また、吠えると荒っぽい牛がさらに興奮してしまうため、吠えることなく牛の群れをコントロールできる犬でした。

ティモンズ・バイターという犬種は、1830年代にイギリスから輸入したスミスフィールド・キャトル・ドッグとディンゴ(オーストラリアの野生化した犬)を交配させて作出されました。この犬種は、吠えない牧牛犬として優秀な働き振りを見せましたが、牛のかかとを強く噛みすぎるという欠点がありました。

1840年、トーマス・スミス・ホールという人物が、何頭かのスムースのハイランド・コリー(ブルー・マール)とティモンズ・バイターを掛け合わせて、「ホールズ・ヒーラー」という血統を誕生させました。一説によるとハイランド・コリーではなく絶滅したイギリスの牧羊犬ブルー・ヒーラ-だったともいわれています。この犬はブルーのまだらな斑をもちウェルシュ・コーギー・タイプの犬でした。いずれにしてもこの犬種独特の毛色はイギリスの牧羊犬から受けついだものです。

なかでも影響を与えることになったのは「ベントリー」という名前の犬でした。この犬は、現在のオーストラリアン・キャトル・ドッグに見られる額の白印を最初に刻んだ犬として知られています。他の繁殖家たちも、ホールズ・ヒーラーとブル・テリアやダルメシアン、また後になってブラック・アンド・タンのケルピーや羊の群れを統括する牧畜犬などと交配させていきました。その結果、コリーやケルピーが持っている群れを制御する本能と、ダルメシアンの常識的で高い警護能力を受け継ぎ、忍耐強く、勇敢で、ディンゴをおとなしくしたようなタイプの犬が誕生しました。また、独特な被毛パターンもこの時に生まれました。

この犬種は、オーストラリア北東部のクィーンズランド州の牧畜業においてますます不可欠な存在となります。その後、オーストラリアン・キャトル・ドッグと呼ばれるようになりました。この犬種のスタンダードは、ディンゴの性質を強調した形で1897年に作られました。

次第にこの犬種の、牧畜犬やペットとしての長所が認識されるようになります。1963年にオーストラリアン・ナショナル・カウンシルがこの犬種を認定し、1980年にAKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)がこの犬種を認定してからは、ショードッグの世界でも活躍できるようになりました。

現在も作業犬として人気が高く、オーストラリアだけでなく、アメリカの西部やニュージーランドなどでも仕事をしています。ショードッグやペットとしても飼育が行われていて、日本でもペットなどとして飼育が行われています。ただし日本での頭数はあまり多くなく、1~2年に一度国内で仔犬が生まれ、JKC(ジャパンケネルクラブ)に登録されています。

このワンちゃんの特徴は?
オーストラリアン・キャトル・ドッグは筋肉質でがっしりとした体を持ち、外見はややずんぐりしています。胴は長めで、脚は太く短めです。耳は立ち耳、尾はふさふさした垂れ尾です。

被毛は硬めのショートコートで、オーストラリアの暑さに対応するためにシングルコート構造になっています。毛色はブルー・アンド・タンが主流で、この他にはタンのローン(かす毛)などの毛色も見られます。ブルー・アンド・タンの毛色の犬の場合、仔犬のころはブルーの部分が真っ黒であることがほとんどで、成長・加齢に伴って色が薄まってブルーに落ち着きます。

オーストラリアン・キャトル・ドッグは優秀なヒーラー犬種です。ヒーラーとは言うことを聞かない牛のかかとを噛んで従わせることの出来る牧牛犬のことです。牛の大集団の誘導はオーストラリアン・キャトルドッグにとっても危険な作業で、牛の進路から反射的に離れ、かつ制御する技術が必要であった。

低く身を伏せて危険を回避する能力は野生犬ディンゴ譲りのものである。

地中に穴を掘っての出産や、離乳が早い事もディンゴから受け継いだこの犬種の特徴となっている。

また、牛だけでなく山羊や馬、アヒルなどのハーディング(牧畜での追い込み、及び管理)もすることができます。

疲れを知らない軽やかな足取りで歩き、常に突発的な素早い動きを取ることができます。さらに、舵取りをするように上手に尾を動かして、すばやく停止することができるため、断尾されることは決してありません。

性格は忠実で忍耐強く、知的ですが、やや神経質で人見知りする傾向があります。しつけの飲み込みや状況判断力が優れ、行動力と度胸があります。

このワンちゃんの飼育方法は?
オーストラリアン・キャトル・ドッグは主人家族に対しては人懐こいですが、あまりなじみの無い犬や人に対しては吠え立ててなかなか慣れようとしないのが短所です。しっかりとしたしつけが必要で、そうしないとペット用の犬であれ人のかかとを強く噛むことがあります。

スタミナがあり運動量は大型犬並みに多く、かなりの運動量と知的な活動が必要です。ただ単に散歩させるだけではなく、毎日、ジョギングに服従訓練など知的な活動をいくつか組み合わせて、長時間のトレーニングをさせてください。また、何らかの仕事、特に、群れを動かすような仕事をさせると喜びを見出します。

温暖な地方や涼しい気候の地域であれば、屋外で過ごさせることができます。アパートなどの部屋に閉じ込めておくことはおすすめできません。

週に1回はブラッシングやコーミングをし、むだ毛を取り除いてあげてください。

かかりやすい病気は関節疾患や生まれつきの盲目、難聴などがあります。現役の作業犬種であり、かつ毛色関連の遺伝子による先天疾患を避けるための交配前検診が推薦されるため、なかなか手馴れたブリーダーでないと繁殖させられないのが、日本で本種のブリーダーの少ない原因のひとつです。

このワンちゃんの基本情報は?
名前
キャッチコピー
原産国
中型犬
体高
体重
被毛&毛色
性格
かかりやすい病気
運動量
お手入れ

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