エアデール・テリア

2016-09-02

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どんなワンちゃん?
エアデール・テリア(Airedale Terrier)は、イギリスのヨークシャーにあるエア渓谷(エアデール)を発祥とする、テリア種の犬です。

このワンちゃんの歴史は?
イギリス、ヨークシャー州のウェスト・ライディングにある谷「エアデール」(エア渓谷)がエアデール・テリアの発祥の地です。「テリアの王様」として知られているエアデール・テリアは、テリア種のなかでも最も大型のテリアに属しています。他の多くのテリア種と同じように、昔のイギリスのテリア、またはブラック・アンド・タンのテリアを祖先犬とする犬種のひとつだと考えられています。これらの犬は、ミズネズミからキツネまで、さまざまな獲物の狩りをするイギリス・ヨークシャー地方の猟師たちに重宝されていました。

19世紀の中頃、定期的な競技会がエア川に沿って行なわれていました。それは、テリア犬がその周辺に住む大きなネズミを追いかけるというものでした。 競技会では、川岸の獲物のネズミがいる穴を見つける能力、そしてフェレットによって穴から駆り立てられたネズミが水に入ったのを追って捕らえる能力を審査されました。この競技会の人気が高まってくると、この作業を優秀にこなすテリアへの需要も起こってきました。その期待に応えるテリアは、オッター・ハウンドと、その時期に一般に普及していたブラック・アンド・タン・テリアやブル・アンド・テリアを交配させることで作り出されました。

出来上がったのは、我々が今日これがエアデール・テリアだと認める、脚の長い犬でした。この大きなテリアには、ネズミを捕獲する技術に加えてさまざまな才能がありました。猟犬の血が入っていることから、獲物を嗅ぎつける能力に恵まれていました。また、大きな動物に組み付くのに十分な大きさと体力も持っていました。この犬がエアデール・テリアという名前で認められるようになったのは1878年です。

多彩な能力ため、その後エアデール・テリアは多目的に活躍していきます。猟犬として、強力な嗅覚により獲物が銃で傷ついたことを主人に教えることも、その獲物を回収することもできました。またその大きさと気質により家や農場の番犬としても有能でした。

また第一次世界大戦では、戦線で敵の背後にいる味方の兵士に連絡文書を運ぶためにエアデール・テリアが広範囲で利用されました。赤十字も、負傷した兵士を戦場で発見するために利用していました。警察犬やレスキュー犬としてジャーマン・シェパードが選ばれて採用される以前は、エアデール・テリアがしばしばこの役割を果たしていました。

第一次世界大戦の後、戦場におけるエアデール・テリアの勇敢さが伝えられ、またセオドア・ルーズベルト、カルビン・クーリッジ、ウォレン・ハーディングといった歴代の大統領がエアデール・テリアを所有したおかげで、この犬種の人気が高まりました。

ショードッグの世界に登場するようになると、外見の美しさに重点が置かれるようになります。そのため、美しさの点では劣ってしまうオッターハウンドの名残は排除されるようになり、代わりにアイリッシュ・テリアやブル・テリアなどと掛け合わされていきました。

エアデール・テリアは、その身体的大きさと高い狩猟能力で、特に大型動物をしとめる優れた猟犬として、現在も世界的に高く評価されています。また、家庭犬としての地位も獲得しました。

このワンちゃんの特徴は?
エアデール・テリアは、スラっとした足の長い、美しいテリアです。また、丈夫な骨格を持ち、持ち前の力強さと機敏さで手ごわい獲物を追いかけ、強い顎で獲物をしとめることができます。

トップコート(上層毛)は硬い針金状で、アンダーコート(下層毛)は柔らかで毛皮のようであることが求められています。また、この毛種のため、ほとんど脱毛がありません。

茶褐色や橙褐色の頭、耳、脚であるのが正しいコートカラーとされています。また、躯幹の鞍状部は黒色や黒鉄灰色(黒と灰色と白が混ざった色)とされ、これはどちらもAKC(アメリカケネルクラブ)の犬種標準書で許容されています。

エアデール・テリアは日本の警察犬種に含まれています。

このワンちゃんの飼育方法は?
いろいろな面で才能を発揮する好奇心旺盛なテリア種のなかで、エアデール・テリアも負けず劣らず大胆で好奇心が強く、何よりも遊びが大好きという活発な犬種です。また、家族を守ってくれる番犬としても活躍してくれます。

エアデール・テリアはかなり活動的な犬種なので、毎日かなりの運動量をこなす必要があります。長めの散歩をしたり、何か獲物を追わせたり、足場のよい所で遊ばせたりといった運動を取り入れましょう。

温暖な気候の地域であれば屋外で過ごさせることもできますが、眠る場所は室内の方が適しています。

針金のように硬く粗い被毛は、1週間に2回はコーミングをし、1~2カ月に1回はトリミングをしてください。ショーに出すのであれば手で丁寧にむだ毛を刈ってあげることをおすすめしますが、普通の家庭犬としてなら、バリカンやはさみなどで刈ってあげてもよいでしょう。

また、耳を形よく整えるために、子犬の頃から耳の手入れ(グルーイング)をこまめにすることが必要です。

エアデール・テリアは、若干の系統で股関節形成不全がみられることを除いて、遺伝性疾患には比較的かからない。

多くのテリアと同様に、エアデール・テリアには皮膚炎になりやすい傾向がある。 アレルギーや栄養バランスの悪い食事、甲状腺の生産過剰や不足は、皮膚の健康状態に大きな影響を与える。

このワンちゃんの基本情報は?
名前
キャッチコピー
原産国
中型犬
体高
体重
被毛&毛色
性格
かかりやすい病気
運動量
お手入れ

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Posted by Dog-ZooCan.Com