イングリッシュ・コッカー・スパニエル

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どんなワンちゃん?
イングリッシュ・コッカー・スパニエル (English Cocker Spaniel)は、スペイン系の猟犬種であるスパニエル犬種のひとつです。アメリカン・コッカー・スパニエルの祖先犬で、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとは近縁です。 

このワンちゃんの歴史は?
イギリスには14世紀頃、すでにスパニエル犬種が移入されており、水、陸ともに優秀な猟性能を示した事から人気を博していました。

その後、スパニエルは狩猟タイプやサイズによって、ランド・スパニエル、ウォーター・スパニエル、トイ・スパニエルに分類されて行きます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、陸地の猟で使われていたランド・スパニエルが先祖だと考えられています。ランド・スパニエルは、大型と小型に分かれていましたが、17世紀頃までは区別されていませんでした。

しかしイギリスケネルクラブは1892年、ランド・スパニエルのうち大型をイングリッシュ・スプリンガー・スパニエル、小型をイングリッシュ・コッカー・スパニエルを別犬種として認めました。

これら2種は、サイズによって区別されました。その理由は、猟犬が自分の体の大きさに適した獲物に向かおうとする事は避け難く、ハンターも猟の目的によってサイズの異なる猟犬を使いわける必要性があったためと考えられます。

小型の犬種であるイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、草むらで山鴫(ヤマシギ)をフラッシング(飛び立たせる)したり、落ちた獲物を回収するために使われていました。

イングリッシュ・コッカースパニエルは、アメリカン・コッカースパニエルの原種となった犬種です。イングリッシュ・コッカースパニエルはアメリカに渡り、サイズがやや小さくなり、口吻が短くなるなどの変化を遂げ、被毛色もバラエティに富んでいきました。

1936年までアメリカでは、イギリスとアメリカのコッカー・スパニエルは同犬種とみなされていましたが、アメリカで「イングリッシュ・コッカー・スパニエル・クラブ」が設立されたこともあり、正式に別の犬種と定められることになります。

アメリカではアメリカン・コッカー・スパニエルはイングリッシュ・コッカー・スパニエルに勝るとも劣らない人気を獲得しましたが、その他の国々では、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの人気が上回っています。

このワンちゃんの特徴は?
イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、狩りの場で鳥などの獲物を探し出して飛び立たせたり、回収したりといった役割をこなすために作られた犬種です。そのため藪の間をやすやすと潜り抜けられる程度に小さく、かつ獲物を運べる程度には大きい体型をしています。

獲物をくわえて運びやすいように鼻口部が幅広くなっており、体高が体長よりわずかに高くなっています。

長い被毛はとても柔らかく、まっすぐか、少々ウェーブがかかっています。ところどころについている飾り毛は狩りの妨げにならない程度の長さで、体を守る役割を担っています。毛色は様々です。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルは猟犬としての本質を維持する活発な犬種です。気質はきわめて温順で、スタイルも美しく、サイズも手頃である事から、実猟犬用途以外にイギリス国内はもちろん、世界各国で家庭犬として多く飼育されています。

このワンちゃんの飼育方法は?
イングリッシュ・コッカー・スパニエルは、陽気で好奇心が強く、飼い主に従順で献身的に尽くす性質を持っており、感受性が強く社交的で、常に飼い主やその家族と一緒にいることを好みます。

猟犬としての性質が残っているため、長めの散歩や野原で走り回ったり庭でゲームをしたりといった運動を毎日取り入れることが必要です。

温暖な気候の地域でならば屋外での飼育もできますが、社交的な犬なので基本的には屋内で過ごさせ、遊ばせる時に屋外に出すのが理想的です。

被毛は週に2~3回はブラッシングをし、2カ月に1回ぐらいは頭部、耳、足、尾の辺りをカットしてあげるとよいでしょう。また、耳の中は常に清潔に保つよう、毎週手入れをしてあげてください。

斑点が全体的にちらばっているパーティーカラー・タイプには難聴が多くみられます。毛色が一色に統一されたソリッド・タイプには股関節形成不全が多くみられます。進行性網膜萎縮症については、遅く発現するPRCDタイプ(進行性網膜桿状体-錐状体異形成タイプ)が一般的です。

このワンちゃんの基本情報は?
名前
キャッチコピー
原産国
中型犬
体高
体重
被毛&毛色
性格
かかりやすい病気
運動量
お手入れ

このワンちゃんの動画が見れるよ
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Posted by Dog-ZooCan.Com