イストリアン・ラフコーテッド・ハウンド

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どんなワンちゃん?
イストリアン・ラフコーテッド・ハウンド(Istrian Coarse-haired Hound)とは、クロアチアのイストリア半島原産のセントハウンド(嗅覚猟犬)です。別名は「イストリアン・コースヘアード・ハウンド」、「イストリアン・ワイアーヘアード・ハウンド」などです。

イストリアン・スムースコーテッド・ハウンドは、これの元となった犬種です。

このワンちゃんの歴史は?
イストリアン・ラフコーテッド・ハウンドは、19世紀半ば、より優れた猟犬にすることを目的としてイストリアン・スムースコーテッド・ハウンドと、フランス原産のグリフォン・ヴァンデーンを交配させて誕生しました。イストリアン・ラフコーテッド・ハウンドは、スムースよりも大きくよく通る声をしています。またラフコートによりあらゆる天候に対応出来るようになりました。

スムースコーテッド種と同じく、流血した野ウサギやキツネ、イノシシを狩るために使われていました。小数、もしくは単独で血の臭いを追跡し、獲物を追い掛け回して追い詰めるのが仕事です。仕留めるのはたいてい主人で、猟銃でとどめを刺します。

1866年に、初めてオーストリア・ウイーンのドッグショーに登場しました。 第一次世界大戦時には絶滅の危機にも瀕したこともあります。

イストリアン・ラフコーテッド・ハウンドはスムースコーテッド種と共に名前を失った歴史を持ちます。

第二次世界大戦後、イストリア半島では多くの政治的混乱があり、紛争が起きました。そんな中、現在のクロアチアとスロベニアの2国が、お互いにこの犬種を自国の犬とすると主張しました。両者は数年間にわたって対立し、激しい論争が交わされました。このため、一時は名前そのものを奪われてしまった事さえもありました。暴動の引き金となるため、公の場では名前を呼ぶことができず、ブリーダーや愛好家でさえ、この犬を単にラフ・ハウンド(Hound)と呼ばざるを得ないほどに深刻でした。

最終的には国際的にクロアチアを原産国として指定することが決定され、名前を取り戻すことができました。

このワンちゃんの特徴は?
イストリアン・ラフコーテッド・ハウンドは優れた猟犬です。

体型はスムースコーテッド種に比べるとややがっしりとしていますが、マズル・首・脚・同・尾は長いです。耳は前向きについた三角形の大きな垂れ耳で、尾はふさふさしたサーベル形の垂れ尾です。

被毛はぼさぼさした丈夫で硬いラフコートで、これは雨や雪、茨をしのぎ、防寒性も非常に高いです。毛色はホワイト若しくはミルクを地色として、レモンもしくはオレンジの斑が少し入っています。眉毛や口髭もふさふさしています。

状況判断力などはスムースコーテッド種の方が上ですが、スタミナや集中力、狩猟本能はこちらの方が高いです。

性格は忠実ですが、スムースコーテッド種よりもやや頑固です。

このワンちゃんの飼育方法は?
イストリアン・ラフコーテッド・ハウンドはやや頑固な性格なので、リーダーシップの強い飼い主でなければトレーニングは難しいかもしれません。また、非常に通る声を持っており、マンションなどの集合住宅で飼育するのは難しいです。一般家庭で飼われることはまずありません。

今でも猟犬として活躍する犬種なので、毎日膨大な量の運動が必要になります。

このワンちゃんの基本情報は?
名前
キャッチコピー
原産国
中型犬
体高
体重
被毛&毛色
性格
かかりやすい病気
運動量
お手入れ

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Posted by Dog-ZooCan.Com